ハサミについて考える事がやはり多いのです。
この世の中、人間の知能が暴走し、
人間がコントロールできない領域のモノが多くなりました。
車で言えば、400キロ以上も速度が出るモノが販売され、
電化製品もほぼ使い切れないであろうコンテンツが溢れています。
ハサミはどうかといえば、
製造側ができる事を「最新技術」として製品化するも、
現場の美容師はその意味や企画内容なんて判断できずに、
表面の「売り文句」や「販売口実」を鵜呑みにしてしまい、
それが技術に直結するかどうかを判断できないまま流しています。
まぁ、パーマ液などの薬剤も美容師の意識を超えたものだらけで、
後を追うように知識を付ける事が余儀なくされ、
しかし、それらをコントロールできる美容師は
本当に一握りです。
メーカーは売れるものを作らなければなりませんから、
「現場で使いやすい」とかがどうしても曇るようです。
結果、臭いだとか保護的役割の配慮がパーマの力をぼやけさせ、
シャンプー一つにしても何を使ってもベトベトとかガサガサ。
テカテカかと思えば、逆にシナシナな手触りになってしまう。
これらをつける必要も無いコンディショナーやらトリートメントに誘導させ、
髪の毛は素朴さから遠退いていきます。
これを使いこなすのが美容師の仕事であり、
いつまでもイタチゴッコのスパイラル。
つまり、コントロールできないモノが美容業界も溢れているんです。
話を戻して「ハサミ」
シンプルで明確な道具であれば美容師も使いこなし易いはずです。
現在バブル以後とは言いますが、
まだまだ、あの呪縛を引きずっている事が否めず、
世の中は余計なものを作り続けているようです。
人間が使いこなせて、便利なものにスポットを当てると
意外とシンプルなのかもしれません。
つまりは何でも良い。
あくまでも拙の感想。
ようは落とし所の話。
またね。