ハサミの事を重視する美容師が増えて来た。




まぁ、当たり前の現象だと思う。



美容師の唯一支えとなるものは


「カット」


だと思う。



それ以外は国家試験が無くても何とかなってしまう要素だからである。



また、お金を貰うもらわない等はどうでも良くて、


経験と知識などに素人さんとは明らかな差をつけることが出来るからである。




しかし、何故だかハサミの事が適当な情報を信じたまま


今でもメチャクチャな事を


「ハサミの常識」


なんて言い伝えられている。




研がなくて良いハサミとか、


何%取れるセニング


なんて平気で飛び交っている。



それらに気付いている美容師が増えたって事。



最近の若い人は常識とか伝統を重んじるからこそ


事実を純粋に解明しようとしている。



今までの日本人の言い伝えを客観的に見られる才能を持っている。




すると、ハサミの嘘とか疑問に向き合ってしまうと言う事だろう。



また、


「ケミカリスト」という薬剤に向き合った経験から


ハサミの根底にも向き合う姿勢が養われたのだろう。



いつかはこんな日が来ると思っていたので


なんかとても嬉しい~・・・。




ここの所の不景気で多種多様に広がったハサミのデザインや、


純粋にコストを掛けられないといった現状は


ハサミの淘汰と無駄な部分を消去の方向に向かわせ


気が付けば大手のメーカーの内情も海外製やら


量産思考に偏り


良く判らなくなってきたと思う。



それは拙のような個人のハサミ屋の品質が最上級のように見える時代となった。



拙のような純国産の少量生産をメインとしたスタンスはいつでも変えることができず、


逆に安定した製品造りにのし上げてもくれた。




そこに本質を知りたいという美容師の流れ・・・。



それは協力するしかないでしょう。



でも心を許せる美容師さんだけの限定でね。




皆から言わせると「嘘」とか「でたらめな」ハサミがあるようである。




それらを見せてくれるようだし、



拙としても楽しみである。




それでも自由だからね。



つまりは何でも良い。



あくまでも拙の感想。



ようは落とし所の話。



またね。