ハサミの勉強を始めてから気が付けば十数年が経っていた・・・。
今思えばあっという間でもあり、
止まって今っている時間でもある。
そんな中でも拙のハサミは時代を見ながら少しずつ進歩し、
あるものは廃盤となり、あるものは着々と進化を遂げて今の状況となっている。
そこで思うのだが、ハサミというのは最低限あればいいものって絞られてくる。
今の時点で拙が感じるのは5種類。
これは本当に殆どがクリアできるラインナップで、
まぁ、その中の3種類あればとりあえずは良いと思う。
これって消去法と数あるハサミの美味しい所をカバーできるようにと考えていたら、
結果的に残ったんだね。
もちろん美容師である拙がプロデュース&仕上げているから
見た目は普通のハサミに見えても何か伝えられると思う。
美容師同士だから押さえる所って解り合えるから、
これが特徴かな。
まず安心してもらえるし、鋼材も熱処理も妥協無しの最高レベルのモノ。
ハサミって殆どが銀色に光ってしまうから鋼材や熱処理がどうであるかも確かめようが無い。
そんな事で拙自身が悩んだのが十数年前の講師時代。
今思えばここでは書くことは控えたいような研ぎをされてしまっていた事を
この文章を書きながら思い出している。
ハサミ屋も研ぎ屋も一生懸命だったと思うから責める気持ちも無い。
ただ、美容師じゃないから「切れ味」に関しての感覚的な部分がどうしようもなかったんだろうね。
今もそんな研ぎをされたハサミが拙の所に来ると
どうにも複雑な気持ちになる。
美容師は切れないハサミを切ろうとするのだろうから
自然と手が「コジる」状況である事を気付かずに、
ハサミの裏に「コジていますよ~」って印をつけてしまう。
これが深いとハサミもダメージが大きいし、
コジ癖も直り難いだろう。
コジ癖はハサミを壊す事に繋がってしまう場合があるので
拙は直すようにする使い方を伝えている。
時には矯正できるアイテムをつけたりして根本から回避できるようにもしている。
そうすればハサミは普通に使っている以上ずっと永く使い続ける事ができると思う。
カットも変わるんだよ!
まぁ、安心したければ拙のハサミを使ってみるのも近道かもしれない。
美容師がハサミを造ればどうなるかを感じちゃうと思うよ!
ハサミは大切じゃよ!
それでもね自由だから。
つまりは何でも良い。
あくまでも拙の感想。
ようは落とし所の話。
またね。