さて、今日は少し時間が取れそうだから
ハサミ
についてじっくり向き合ってみようかな。
自分でもハサミのブランドを作ってからやっと13年程だから
まだまだ毎日が本当に研究中なんだ!
そんな中で今思うことを書いていくので、
明日には違う事を思うかもしれないが
それを個々のハサミ選びの糧にでもしてもらえれば良いと思う。
では行くね。
自分の感想ではハサミと言うものはギャンブルに感じている。
「国産だから良い」とか「中国製だから悪い」とは一言では言えない。
これは「メーカーが有名だから」とかも同じである。
ハサミとは工業製品であって、製造に関わった人間のレベルや方針が顕著に反映される。
同じ品番でも製造途中の外注先が幾つかある場合もあるだろう!
裏スキが違う形状である場合はそんな例だろうし、
削る砥石の面をマメに整える時と忙しいなどの理由で少し怠ったりすると
ガタガタになっていたりする。
そこで「NC(エヌシー)」って知ってる?
工業製品を加工する時に大活躍する機械。
まぁ自分もちゃんと説明できるかわからないけれど、
「数値制御をして精密加工を安定して出来る機械」
って説明で間違いないかな?
まぁ、以前は人の手を使って感覚で行っていた部分を
今は数値を出し、機械で安定して出来るのだが、
これも砥石を使っている場合がある。
この砥石も整えなければバラつくよね。
想像つくでしょ!
機械を使っても根本は手作業の心構えで扱っていないと
逆に不良品の山になってしまうんだね。
これらで出たミスは製品になってからでは直し難いものなんだ。
日本はドイツに続きハサミ製作の歴史は良い感じで蓄積してきている
とても恵まれた国の一つなんだ~!
だから今でも世界中で日本製のハサミは大変人気が高い。
でもね。
資本がありネットワークも備われば誰でもなれるのがハサミ屋の特徴でもあるんだ。
だから、ハサミの事は知らなくても販売できてしまう。
ハサミを販売している所は星の数ほどある。
そこに中国や韓国からも輸入できるから銀河系を形成できるくらいのハサミ屋が世に出ている。
自分はカット講師をしている時にハサミで悩んだんだよね。
何十万も出して買ったハサミが切れない事になり、
当たり前のように「研ぎ」に出したのだが、
形状が変化し、出す前より切れなくなって返ってきた。
研ぎ屋に聞いても矛盾していたんだよ~!
その後判る事になるのだが、良く考えたら
研いでいる人間が美容師ではないから、
切れ味が解るわけ無いんだよ!
ってこと(笑)
美容師としてクライアントをガチでカットしていないとわからない領域にあるのが
「切れ味」なんだよ!
当たり前っちゃぁ~当たり前!
またねぇ~、教えている環境は生徒がとても多い所だったものだから
よくっ判った事があったんだ!
それはね。
同じカットを教えても全然違ってしまう原因がハサミにあったって事。
どういうことかと言うとね、
ハサミの切れ味が違っていると個々の生徒が違う課題や条件で切っている事となるんだ。
一人は滑るハサミの特徴が出ているといくら開閉しても時間が掛かる上
ブラントカットがいつまでも捉えられないし、
ある生徒はネジが緩んでいるとパクっちゃうものだからコジ癖が付いてしまう。
ここの生徒は全員同じハサミを使っているんだよ!
だからそれが顕著に現れたんだ!
長くなりそうだ!
今日はこれぐらいにしておこう!
続きは明日にしよう!
それでもね自由だから。
つまりは何でも良い。
あくまでも拙の感想。
ようは落とし所の話。
またね。