法律は本当に弱者の味方なのか・・・
※ 再生しながら以下を読んでください
歴史には時代の流れを決定づけた重要なターニングポイントがある。
ターニングポイントごとに「なぜ?」と問いかけ歴史を遡ることで時代の因果の
鎖をハッキリさせ、時代を方向付けた原点を浮き彫りにする・・・

こんにちは。さかのぼり日本ガチャピン史です。前篇では、タイミングのズレた
マンション退居報告までお話しましたが、後篇の今日は、その住民の退居後の
お話です。退居の立ち会いまでは管理委託会社がやってくれるわけですが、
引き渡し後の自宅マンションを訪れたガチャピンさん。
何やらあったようですが・・・。

もともと白木のフローリングだったものが・・・

黒ずみ、元の色が全くわからないような状態です。この床を放置した期間って・・・
どれだけですかね。月単位の放置では、こうはならないのではないかと・・・。恐らく
入居してから一度もワックスはおろか拭き掃除すらしていないのではないか・・・。
あとですね・・・
これは、どれくらい放置するとこうなるんですかね?
台所のタイル壁です。写真だとわかりにくいですが、一面茶色い油汚れがぎっとり
です。ガチャピンさんは、こういう状態を見たことがないので、どれだけ放置すれば
こうなるのかが全く想像できませんでした。
更にはお風呂はカビが発生していたし、キッチンの大理石風の作業スペースが
茶ばんで、こちらも色が変化していたりとですね、見るに堪えない状態だった
わけです。
ガチャピンさん、寛大です。しかし、これだけでは済まなかったのです。
ガチャピンさんを更に驚かせたものがあったようで・・・。
各部屋のあちこちの壁紙が破れている状態だったわけです。ここはペット禁止
マンションですから、入居者の手によってなされたというわけですね。更には・・・
といったような、備品紛失が数点あったりと・・・あまりの惨状に怒りを通り越して
あきれてしまいました。しまいには変な笑いがこみあげてくる始末です。
こういった状態を見せられた後に管理委託会社の担当さんからは衝撃の一言が
浴びせられるわけです。
「この修繕費用は最大で借主との折半になります」
国土交通省の原状回復を巡るトラブル事例とガイドラインによると、入居後(新品
クロス等の場合)4年で退去の場合約50%の価値減少、10年で退去の場合、約80
~100%の価値減少になるといいます。たとえ借主の故意、過失等でクロスを損耗
させてしまった場合でもクロスの張替え費用を全額負担する必要はなく、半額
負担でよいというのです。
当然、査定は細かくやっていきますので、こういった破損部分については半額
請求できても破損されていない部分については請求できないわけです。
勿論、部屋の一部分だけクロス張替えをするということは現実問題ありえません
から修繕費用の大半はガチャピンさんサイドでもたなくてはならないわけです。
他人に貸すと決めた時点で、ガチャピンさんもある程度の覚悟はしていたわけ
ですが、ある程度の覚悟など、していないも同然でした。今後、自宅を他人に貸す
予定のある方は、心してください。ある程度の覚悟ではいけません。
そして、ガチャピンさんは嘆くのです。法律は弱者の味方ではなかったのか。
この場合の弱者は借主ではなく部屋をめちゃくちゃにされたガチャピンさんの方
ではないのか。でも法律はガチャピンさんを救ってはくれないのです。
どう足掻いても、この辛い現実は受け入れなくてはいけません。決断しました。
全部屋の天井を含むクロス張替え、畳の張替え、フローリングは傷だらけですが
部分補修と古いワックス剥離後、改めてワックスを塗布することで手を打ちました。
備品の買い揃え、ハウスクリーニングも含め
諭吉様、一旦さようなら。お別れは悲しいけれど、いつかまた私の元へ戻って
きてくださいね。きっときっと・・・。(できれば束になって戻ってきてください)
そう。これがガチャピンさんの悲劇の始まりだったと言えるでしょう。
悲劇の数を数え、それを嘆くのは簡単です。しかし嘆いてばかりでは前へ進めは
しないのです。数々の悲劇を乗り越えてこそ現在(いま)がある。人生最後は
プラマイゼロ。今これだけの不運が重なっているのだから、この先は幸運だけが
待ちうけているのだと、己の都合の良い全く根拠のない理論で幸運の到来を
待ち望んでいるガチャピンさんなのでありました。












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