お役所の応対の配慮 | ガチャの余韻が消えるまで 

ガチャの余韻が消えるまで 

難病CIDP+SPIDDM+気管支喘息+糖尿病腎症と闘う
障がい等級4級の音楽家! 

2021年9月18日、永眠。

 

 

 

ガチャピンベースの妻です。

 

 

 

早、2週間が過ぎました。

あっという間でした。

 

役所巡りなどと、訃報を遅れて知った夫の知り合いの対応

(その方は初めてでも、こちらは人毎に何度も同じ説明を

しなければならず)に、いっそ書面や録音にして

コピーを渡そう/流そうかとまで考えてしまったくらいです。

 


 

お役所にもよるのかもしれませんが、私の関わった窓口では

死亡に関する書類の提出や請求の際には、ほぼ無表情で

淡々と粛々と任務を遂行し、本当に事務的な応対そのものでした。

まあこれは、結構よく聞く話です。

実はこれ・・・それなりの配慮があった上での接し方だったんだ・・・

と今回納得したんです。

 

 

先日、福祉事務所に夫の障がい者手帳をお返しして来たのですが

まず窓口で返却理由を告げてお渡しすると、ものすごく丁寧に

担当の係員だけでなく、その周りの職員さんまで

口々に「この度は、大変ご愁傷さまでした~。」と

続け様に言われ、予想外だったので恐縮してしまいました。

その時は、たまたま閉所時刻に近かったせいもあり

周りにほとんど訪れている人がいなかったから

だと思うのですが・・・

 

しかも最後に、お返しした手帳に貼ってあった

写真の部分だけを切り取って、私にくださったんです。

これは驚きました。

さすがに、ちょっとウルッと来そうになってしまいました。

ただこれ、普通の小さな証明写真で表情も硬いから

頂いてもどこかに飾れる代物ではないんですがね!

 

福祉関係だからなのか? トップの人の意向なのか?

こういう対応は、今回初めての経験だっただけに

ちゃんと人として、最後まで大事に扱ってくださるところも

あるんだなあと・・・感心しました・・・

が・・・正直・・・

あまりウルウル来てしまいそうな計らいも

何とも困ってしまう気がしたのです。

いやいや、他に誰もいなくて良かった・・・!

 

 

そうなんです・・・

だからお役所は多分どこでも、お悔みでもお慶びでも

感情を一切交えず応対しているのかな?と・・・

福祉でなく普通のお役所だと、嬉しい人と悲しい人と

同時に鉢合わせる可能性も、当然有り得るでしょうしね。

 

 

それにしても、どこのお役所も職員が多すぎる気が・・・

要でない所は、すべて業務委託してると聞いておりますが

特に案内係・・・そんなに必要?と思うくらい大勢

暇そうに立ってました。

 

 

ガチャピンベースも、つい3か月前には同じ役所で

色んな手続きをしていたんだなあ・・・と・・・

あの時は、再び失職したショックは大きかったものの

再スタートに向けて、意欲満々だったんですけどねぇ・・・

 

 

 

つまらない話で、失礼いたしました。

 

 

                   ガチャピンベース 内