ボクって話しやすいんかなぁ? | ガチャの余韻が消えるまで 

ガチャの余韻が消えるまで 

難病CIDP+SPIDDM+気管支喘息+糖尿病腎症と闘う
障がい等級4級の音楽家! 

2021年9月18日、永眠。

 

 

 

 

 

段々季節も秋になってきて・・・

 

ベル虫・・・いやいや鈴虫も少しずつきれいな音色を

聞かせてくれるようになってきた

 

あと・・・キンモクセイのええ香り

 

 

たまらんわぁ~

 

これでコオロギさんも出てきて・・・

 

 

赤とんぼさんも夕焼けをバックに

バビューンって飛行しだしたら

完璧な秋でんがな

 

 

秋桜と書いてコスモス・・・シャレオツな

これも秋の代名詞・・・

 

 

少しずつ秋の足音がドシッドシッ・・・

(そんな重いんか⁉)

・・・と近づいてきた今日この頃・・・

皆さんいかがお過ごしですか?

 

 

 

 

先週末、涼しい朝の空気の中

恒例の(ハイゼン)トラさんのため、病院外来へ

 

いつものように血液検査の順番を待っとったら

知らんお爺に話かけられた・・・

 

まあ、どこでもよくあることなんやけどね・・・

 

 

それでそのお爺が言うには・・・

 

「私ね・・・肺がんで・・・毎月入院なんだよ・・・

それと骨髄にも転移があってね・・・

結構しんどいもんなんだよ・・・

・・・外来で抗がん剤できないか

相談しようと思ってさ・・・

あんた・・・どう思う?」

 

ええええええ・・・???

そんな事急に言われましても

答えようがあらへんがな・・・

 

またこんな時に、反射的に

ピアカウンセラーの訓練効果が出てまう・・・

 

 

ボク「それはお辛いですね・・・

外来でできるといいですね・・・」

そんな感じで会話をする・・・

 

すると大抵病院でお会いした方は・・・満足げに・・・

「あんたもがんばってね・・・」

そう言って笑顔で診察に行かれることが多い・・・

 

 

この日はこれだけやなかった・・・

 

トラさんをやっている処置室は

普段はあんまり混んでないねんけど

この日は少し混んでて

お隣の処置用チェアにも

別の点滴ジイジが

ボクより遅れて入って来よった・・・

 

そのジイジ・・・自身の点滴前のトイレの後

間違えてボクの領域を示すカーテンを開けてしまい

ジイジ「あぁすみません・・・間違えた」

と一言・・・何事もないと思ったんやけど・・・

 

お腹に5本も針刺してある

ボクの異様な姿を見て驚いたらしく・・・

(普段はバスタオルがかかってるけど

看護師長の確認のためオープンやった)

 

カーテン越しに話しかけてきた・・・

ジイジ「あなたお腹に針さしてなんか抜いてるの?」

 

ボクの心の声1「石油の採掘にでも見えるんかい?」

 

 

ボクの心の声2「このシリンジポンプはシュポシュポかい?」

 

 

ボクの実際の答え

「ハイゼントラと言う免疫成分を

腹部皮下組織に90度に針を刺し

1時間に40mlの流速で注入しております・・・

結構痛いです・・・」

 

ジジイ「そうですか・・・」

 

そして沈黙・・・

でもこれだけではすまなかった

 

ワワワ・・・ななな・・・

ナースコールしてくれちゃった!

 

 

・・・てか、やりやがった・・・

あちゃ~・・・

こういう時どういうの・・・

要らんことしい?

わざわざお気遣いしてくださりやがって・・・

 

まあええわ・・・

 

ジイジ「看護師さん!お隣さんが痛いらしい」

このジイジ・・・どこまでエエ人なん?

 

ボク「Ω#$%&〇§□÷△×?」

(何語かわからんの意味)

 

看護師さんがボクのとこのカーテン開けて・・・

 

 

「大丈夫ですか?痛いところ針刺し直します?」

 

ボク「勘弁しておくんなましやがれ・・・」

ボクの言葉までおかしなってるし・・・

 

看護師「痛み・・・耐えられなくなったらナースコールね」

 

てことで・・・一件落着とはなったが・・・

 

 

知らない人からも

気軽に話しかけてもらえることって

幸せなことやなって思う・・・

 

処置室の点滴ジイジも

病魔は違えど・・・

同じ闘っている同志に思えたのか・・・

優しい人なんやね・・・

 

あぁ・・・ボクはいろんな人に守ってもらってんねんなぁ~

そう思って・・・心の中で「ありがと」って言っといた

 

 

悪いことばかりやないわ・・・人生

自分の捉え方次第ってこと???

 

とはいえ・・・

 

以前もここに書き記した話になるけどな

 

病院がある最寄りの駅で・・・

やっぱり知らないおじいちゃんに声をかけられた件・・・

ボクが身に着けてたヘルプマーク見るなり

おじいちゃん「あんた救助犬やってるの?」

ボク「はぁ?救助犬?」

おじいちゃん「そう・・・あの首にウイスキー樽つけてる」

 

これかい????

 

 

どこの世界に2足歩行で電車待っとる

セントバーナードがおるんじゃい!?

この件だけはいまだに腑に落ちへんねん・・・(笑)

 

 

 

みなさん・・・どう思います?

 

 

 

 

季節の変わり目やから・・・

皆さんどうかご自愛くださいまし・・・

台風ちゃん来てるしね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほな!また!