今、台北では至る所にガチャガチャが設置されていて
空前のガチャブームがまたおきているというので
ガチャ視察に9月7日に現地台北に行くことに。
このガチャマシーン もともとはユージンが開発したマシーンで、1994年に企画開発され
1995年8月にスリムボーイという名前で日本で発売されたのです。製造は台湾 高雄。
当時のマシンはVM001とか無機質な番号で呼ばれていたのをガチャマシーンに個性的にしようということで名前をつけることに、台湾でもガチャマシンを同様のタイミングで発売され、台湾での名前は、ラッキーボーイ スリムとラッキー、、、
いまこの名前は商標の問題で使用はされてはいないが、たまに見かけると懐かしい、、
スリムボーイを開発する際にユージンに金型投資するのにかなりのリスクがあり、台湾工場の計らいにより金型の費用を少し補てんしてくれ、ガチャマシーンの金型が製造できるに至る、その見返りではないが、台湾のロケはユージンを通さずに設置してもよいことになるのである。なのでこのラッキーボーイは台湾では現役で働いているのです。
そう台湾第一次ガチャブームは1995年 台湾人の日本大好きカルチャーが爆発し、ディズニー ポケモンと ガチャマシーンがあらゆるところに拡大していく。
日本で大ヒットしているものを同時期に、ガチャの全面のPOPも日本語で同じものを使用、日本語じゃないと、売れない、台湾人は日本のカルチャーがひとつのブランドになっていて不思議である。
日式というブランドを本当によく利用している。
第二次のガチャブームになるまえ 10年前、 ユージンがタカラトミーアーツに変更される次期にガチャブームが陰りをみせ同じように台湾においてもマシンを置いてはあるが活気がなくなる現象が起きていた。 目新しいキャラ コンテンツがなくなったのが原因でもあるが、ガチャを購入していた客層が飽きてしまったのである。
しかしガチャビジネスが縮小するわけでもなく微増ではあるがガチャ市場は伸びてはいた、
台湾での第二次ガチャガチャブームは、スマホのが登場し
SNSでの商品をみんなで共有し楽しむという文化が日本でも根付きはじめた頃から 奇譚クラブのコップのフチ子が発売させたことで、インスタにハッシュタグをつけコップのフチ子を写真をアップする女性が増え始める、タカラトミーアーツでも一年後にパンダの穴を発売し現在 シャクレルプラネットがヒットしている。まったく同時期に台湾でも同じ現象がおき、
どちらも台湾のアートヴィレッジで入場料をとり、大きなイベントまで開催されるまでになっている。
台湾での日本のガチャカルチャーはかなり浸透し素晴らしいのではあるが、まったく同じ日本商品アイテムがガチャ入っていて、台湾でのオリジナリティーがないのが残念である、以前はまだ台湾のメーカーがオリジナルを入れていたが全く見かけなくなった、
台湾の人口と密度を考えると日本から商品を購入してしまったほうが効率はよいのであろう。
台湾も日本と同様にキャラクター天国であり、可愛い大好き文化が根付いている、台湾の新しいキャラデザイナーも増えてきていて、この数年が見逃せない状況である。
新鋭デザイナーもまたガチャガチャに魅了されイラストレーターになっている方も非常に多い。