エンターテイメントと ギャンブルの狭間 【2】


『 もうぜったい ガチャガチャやらねー!! 』

と 毎日吐きすてながら 帰路に向かっても、
 次の日には 懲りずに 僕も、友達の 『 やすもと 君 』 も、
放課後には いつもの様に この格闘マシーンと戦ってしまうのであった。

当たりが出る前に、こずかいが 『 スッカラカン 』 になれば、
家まで走って取りに行き、残った一人が ガチャガチャマシンのとなりで待機して 
ガチャガチャを 他人に 回されないよう見張り役になる。

なんのことはない、ガチャガチャマシンの中身が 空っぽに なるまでやり続けるのが
僕らの流儀だったし、当たりが入っていない 『 オールハズレ 』 という 
やるせない気持ちは おさな心にも、
『 ガチャガチャは 社会の縮図 』 として受け止めていた。

僕は今、思った。
こうした光景は 『 大人社会でも何ら かわりないではないか!! 』
大人のギャンブル、パチンコがそうであるように・・
最近は そのパチンコ屋も 小洒落ていて、
名前も アミューズメント施設だとか、なんだとかと 呼ばれているのだから
ガチャガチャの容姿が 変わってしまったのは、
世の中全体が 変質してしまった 結果なのだと思う。


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エンターテイメントと ギャンブルの狭間 【1】


僕らがまだ幼かった頃の 『 ガチャガチャ 』といえば
赤い外装の ガチャガチャマシンであって、
価格も 1回10円~20円くらいの ガチャガチャが主流だったと思う。
現在は 1回100円~500円のものまで様々あって、
ガチャガチャマシンの デザインも 小洒落ていて
昭和50年代のあの頃とは 随分と 様変わりしたもんだ。

僕らの良く知っている ガチャガチャとは
昭和という時代を映した 子供たちの ギャンブルマシン だったと記憶している。

そのギャンブルマシンは街角のいたるところに設置されていたし、
ガチャガチャマシンの設置コーナーがあれば
子供たちが 散らかしまくった ゴミで溢れかえっていたのを想い出す。


『 ガチャガチャ は ギャンブル 』 故に
そのガチャガチャ景品の いかがわしさをあげれば 
壮絶かつ、凄惨、そして一旦 ハマれば蟻地獄のように
僕らのこずかいは すべて 吸い尽くされてしまう。



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