EICMA2018 において一番のトピックは、市販車にウイングレットを取り入れてきたところであろう。DUCATI V4R はスクエアなウィングを取り入れてくると思いきやコウモリの羽根を連想させるウィング、MVはスクエアというよりトライアングルな新しいタイプのウィングをネイキッドに取り入れてきた。brutale 1000 serie oroである。さらにローンチコントロール、コナーリングランプと久々の意欲作だ。SSがそろって200ps台に突入し、250psにとどかんばかりであるが、ネイキッドでは今まで150ps前後がトップクラスであったが、208psと大台にのせてきた。MVは今まで通常の液晶メターでDUCATIに差をつけられていたが、ここにきて、TFTカラー液晶を続けて出してきている。DUCATI V4 の 後ろに抜ける空間をもうけたシートも取り入れてきた。4本だしマフラー、カーボンホウィール、セパハンを取り入れた4気筒brutaleの進化は次に来るであろうF4の新型を期待させるものである。