7DCT(ダブルクラッチ)、7MCT(トルコンレス)、9AT(トルコン)を中心として


AMGのネーミングも今までは、

C63なら6.3L V8NAだったものがダウンサイジングターボの洗礼を受け

4L V8twin turbo

433L V6 twin turbo.

452L 4 turbo.

656L V12 twin turbo.

ともはや排気量と関係なくネーミングの理由さえ不明である。

12気筒は658気筒は63

6気筒は434気筒は45らしいが、

分かりにくい。

4345は何か逆転しているようで。


4マチックも

439AT(トルコン) の前後配分31:69FR嗜好から、

457DCT 前後配分100:050:50FF嗜好と何故かセティングを変えている。


MBのSUVにおいても、

GLKGLCMLGLEGLGLSと名前を変えて、マリオのCMGLAが加わりフェイスリフトし全体的に少し丸っこくなった。


AMGATのカテゴリーにおいて、迷わずDCTのツーペダルを選択するかは微妙である。ポルシェのPDKほどダイレクト感が無い。スタートも比較的ソフトで拍子抜けする。昔の大排気量AMGの面影はない。


GLA45  4マチック にて 7DCTを試した際、最も気になったのは、コンフォートモードでのギアチェンジの早さだ、速さではない。もう少し回転を引張って貰ってもいいのだが、まるで教習所のようにギアをどんどん上げていくのがわかる。

渋滞や都心の通勤などでは、9AT(7AT)や7MCTの方が滑らかに感じるだろう。

マフラーも一見4本出しに見えるがよく見るとその奥は二本出しであるのがわかる。ダウンサイジングもエンジンだけにして欲しい。

しばらくマニュアルモードでパドルを試していても、すぐ億劫になりスポーツモードに入れっぱなしのATで運転してしまうだろう。


SLS 7DCTを手放す奇特な人はいないと思うが、

C63 AMG6.3L NAに乗っている御仁はそのまま手放さずにいた方が良い。AMGらしさがのこる最後の車かもしれない。


フェラーリもランボルギーニもF1さえもDCTの時代、ポルシェもMTよりAT(PDK)の方が速くなったのがいつからだか忘れてしまったが、AMGにおいては、7MCT(トルコンレス多板クラッチ)と7DCT(ダブルクラッチ)、9AT(トルコン)の3択という状態になりつつある。


近い将来においてはDCTMTの立ち位置になるのかもしれないがAMGMCTという第三の独自の道を選択しようとしているのかもしれない。


{DC817F72-ACE9-4FE6-9B06-6767A35AEDA3}