目の前にいる兄は私達に
妹夫婦は、この敷地にある家に住んでいましたが、もう何ヶ月も前にこの家を出ました。家も古いので、帰ってくる事はないと思います。
今は何処に住んでいるのかも知りません。
妹の会社の、事務仕事をした事は一度も、ありません。
C子が
ほんとに今住んでいる所知らないのですか?私達何かあった時には、あなたから聞いたと証言しますよ
といったが
兄は知らぬ存ぜぬを貫いた。
質問係りの私達が
詐欺社長夫婦が、
この夏コロナになった時に
隣に住んでいる兄夫婦にほんとに良くしてもらったと言っていましたよ
夏迄は、居てたんですよね
そんなに行き来してるのなら
色々ご存知でないですか?
妹夫婦は今何処にいてますか?
と聞くが
目の前の兄は、どの質問に対しても
スラスラと答える
夏にコロナになったのは知らないです。
なので、世話もしてないし
ほんとに今何処にいてるのか知らない。
私は質問を変えた。
妹さんは、お母さんと同居されていましたよね
お母さんも一緒に出られたのですか?
足が悪いと聞いていましたが歳をとってからの引っ越しは大変ですね
お母んは元気ですか??
お兄さんの家は、こちらのお家ですか?
大きなお家ですね??
今は、どなたとお住まいなのですか?
と聞くと
兄は、初めて考えながらの話方に変わった
まるで、そんな質問が来ると思わなかったかの様な
母は妹夫婦と一緒に住んでいると思います
妹の子供も母に懐いていたので
ほんとに今住んでいる所知らないです
私達は今夫婦だけで住んでいます
もうこれ以上話をしても拉致があかないのでC子が最後の言葉を伝えた。
今私達の前で話をされた事は、事実で間違いないですか?
私達は何かあれば、しかるべき所に今の話を提出しますよ
と言うと、
兄は
問題ないです。
大丈夫です。
と言った。
私達はそれでは、失礼しますと
その場を後にした。