これまでブログで家族ネタをいくつか書いてます。

何でこんなにブログで紹介したいか
自ら触れて育ってきた環境と照らし合わせて
個人的に一番惹かれるテーマかもしれません。


残りの日々も少なくなっているこの頃、
最後までやっぱりほうほうと関心してしまうのは家族間の関係性。


一般化はできないけれどある家族の話。


元同僚エマール曰く
「おばあちゃんは、奥さん」。


この場合の「おばあちゃん」は自分の両親の親、両親の親の姉妹も
はいるそう。
兄弟姉妹が多いガボンではそれだけでものすごい数になりそう。



「奥さん」の解釈はいろいろでしょうが
守るべきひと、
養うべきひと、
はたまた言うこと聞いてくれるひと?


活動で隣町に寄ったついでにその家族にまたもお世話になることに。

エマールがごはん食べていけということで
即効電話していたのは、
自分の親の叔母。

「妹のジャポネーズと一緒だからごはんよろしく。
 お皿は多様性を大事にしてほしいね
 (要は何品か作っといてということ)」


こんなようなことを電話で告げていました。
(彼は私に気を遣ってそれらの会話は現地語で話されていた。
 私は現地語はわからないのだがフランス語も交じっているので
 何となく解読可能)


後でお邪魔してみたら見事なガボンの家庭料理が
待っていてほかの家族と一緒に
おいしいを連呼しながらいただいたのでした。


エマールは実家にいると実のおばあちゃんにも
甘えます。
おばあちゃんは彼にお土産に持たせるマニョックの芋の皮むきを
何時間も続けていました。

一体総重量は何十キロになるのだろう・・・


久々に帰った息子娘が実家でゆったりくつろぐ日本の光景と通じるかもしれません。


クラムトゥで去年まで隣だったおばあちゃんは
(親戚が多くいる)首都に早く帰りたいけれど
息子の許可がでずまだ居残っているとも話していました。


稼ぎがあるかで変わるかはわからないけれど
ある程度自立した若い世代の男性が決定権を持ち
親世代の生活補助もしているさまもみます。


頼りあいながらもいろいろなものを背負っている働き世代の様子を見ていると
自分も見習わなければと思います。