先日の結婚式に参加するために2泊3日で村に滞在させてもらいました。

村での暮らしは州都での暮らしとは違います。

 

今回滞在した村はクラムトゥから1時間半程度。

(一応全部撮影許可とってます)

 

この村の近辺は電気が通っていて、隣の州の大きな滝の水力発電から

電気が来ています。

 

水は川の水を使います。水汲みは村から10分程度下ったところにある川で。

上流で水汲みをして、下流で洗濯、入浴、皿洗いなどをします。

行きはいいのですが帰りは水を持って10分の急登を登るので

休みながら進みます。 



私は客人ということもあって(久々に里帰りする大人も同様でしたが)

村の家の中の風呂場(床は土)で水浴びをさせてもらいましたが、

この川の水を使わせてもらっていると思うと、

重い思いをして運んできてもらって

申し訳ない思いが・・・

 

任地のひとびとは生活の水の使い方がとても上手。

というのは少ない水で家事をこなします。

水道があっても、流しっぱなしにせず、

たらいにためて使います。

日本人感覚で皿洗いや洗濯など、

すすぎ足りない、この濁った水でまだ洗うかという感じですが、

節水が身に染み付いています。

 

のかわり公共や仕事場での電気は

がんがんつけっぱなしにしているのをよく見ますが・・・

 

村での暮らしに話を戻して、

村では男性と女性の役割、生活圏がはっきりとわかれていました。

 

男性は狩猟、木の伐採、などの力仕事、

そして家族の決め事は男性によって話し合われます。

女性は家事全般(子供が沢山働きます)をします。


村での食事は、いつのときも男女分かれて食べるそうで、

女性は台所(左)、男性は東屋のような休憩処(右)で食べます。



料理をしている女性たち。左は同僚。

アスペルジュという植物の調理中です。

(茎の中身を茹でて食べます。苦いけれど美味しい)


家の中。村の中でも広い方の家だと思います。

市街地にもこういう内装の家も多いです。