任地では、大乾季の真っ只中です。
ただ乾季とはいえ、最近週に1回ざっと雨が降りますが。
  
 
(11、12月にみのるマンゴーやアタンガといった

 果物の花が咲くためだよ、by同僚)


 

大乾季は任地で野菜栽培の本番の時期でもあります。

 

 

 

雨季にはジャングルの放任栽培で

 

種をばらっと投げれば育つので、

 

多くのひとが取り組みやすいのですが

 

 

 

乾季は水場のそばで自ら水やりをしなければならず

 

やれるひとが限られます。

 


 

また、乾季は雨は降りませんが、

 

昼間の気温は雨季ほどには上がらないようで、

 

雨季の日中が湿気がおおいうだるのようなカンカン照りが多いのに対して、

 

乾季の日中は曇天が多く、夜は涼しいのです。

 


(私は夜寒いのでフリースを着て洋服用の布をかぶって寝ています…)

 

 

そんなことも、野菜栽培に適しているようです。

 

 

 


労力は倍増以上ですが、

 

それだけ取り組む人口も少なくなるので

 

市場では供給が少なくなり、

 

値段が上がります。




一時期、雨季のときの市場の様子とくらべて

 市場に定番野菜が見られなくなりました。

 

当たり前に積まれていたトマトや、

 

ガボン人のソウルフードのとうがらしでさえないことも。



 

(ちょうど端境期だったのでしばらくしたら少しずつ出てきましたが…)

 
 

 


定番野菜がそんなに高くなるのは生活にけっこう影響するのでは‥…と

 

思います。


 

で、そんな乾季の野菜栽培の様子。



乾季は水場の近くでしか野菜栽培ができません。

 

なので、川沿いに
野菜畑が出現します。

といってもほとんど、葉物など簡単なものが多いです。


こんな感じの畑です。

 





ということで、苗売りによる家庭菜園の推進は、
最近はこういった川沿いで簡単な葉物に取り組む住民も対象に

苗で植える必要がある、もう少し難易度の高い野菜に
挑戦しませんか?

をテーマにやっていっているところです。

(といってもかなりちょっとずつ・・・)


苗を植えているところ↓





(できた野菜を)ボナペティ!!(召し上がれ!)
と言ってあげられるように

収穫までいきますように!!