隊員が集う総会で、任地を紹介する機会がありました。
改めて自分の任地をひとに紹介する作業をしているときに、
意外と日常でよく立ち寄るところだったり、
街の風景など、ブログに載せていない写真もあったので、ここでまとめてアップします。




ジャングルの中の街、と聞くとどんな街かイメージがつきづらいかもしれませんが
日本と変わらないような(←多分)建物もあります。



バスの発着場所。ガルチエと呼びます。
他の街へのバスがここからでます。
バスは満員になり次第出発なので、時間は読めません。





街の中心を流れるブエンギリ川。奥の大きな建物は大統領の別荘。



プレネー広場。
街の中心広場です。



マンベンダ市場。クラムトゥで一番大きい市場です。
野菜や、マニョック、香辛料、ジビエなどなどが売っています。
この写真は野菜がけっこうありますが、
時期によっては西洋野菜も、ガボン人がよく食べるとうがらしでさえも
品薄or品切れのこともあります。



州立病院。外国資本も入って建設されたようで、
一般のひとが立ち入るクラムトゥの施設の中で
一番立派なのではと思います。



各都市にあるという都市の名前入りのベンチ。
クラムトゥは、KOULA MOUTOUと書きます。





一番好きな景色。家の前からの様子と、同じ場所から見た夕日。





市街地から少し離れたところにあるホテル。きのこのような形をした建物と、吊り橋が目印です。
通称きのこバー。




丘の上にあるカトリック教会。




一般的な民家の風景。




民家をわけいる近道がところどころにあります。
写真は家から配属先までの通勤路。



ガボンの内陸部の小さな州都ですが、
ガボンという国、想像していたよりもずっと発展している印象です。
ただ村にいったり、カルティエの中の民家を訪ねたりすると
この街の中でも所得差、生活水準の差が見受けられます。



小さな街なので、一日に何度も同じ知り合いに会うことも珍しくありません。
また数メートル進む度に知り合いにあってあいさつをして・・・となって
急いでいてもなかなか家に辿りつけないということもなくはないですが、

(そもそも任地で、自分のまわりにには「急ぐ」という概念があまりなく、
時間に遅れる・遅れない、というより、「その場所にちゃんと最終的に行くか」が重要で、
もし行けなくても「何かしらの事情で行けなかったのだろう」という判断が下されます。)



ともあれ、歩いていて名前を呼ばれ、
自分を認識してくれるこの街に住めるということはとても幸せなことで、
まちのひと皆が、親戚か、知り合いか、知り合いの知り合いか、
何かしらのつながりを持っていて、

すれ違ったひとと当たり前にあいさつをするこの環境を
愛おしくも思います。