ブルキナの主要産業は農業や畜産業なのだそうです。
ジャングルの焼き畑が伝統農業であるガボンとは全く異なったかたち。

旅で垣間見たものをまとめて載せます。

旅行をしたのが雨季のはじまりだったので、
村では家のまわりでひとびとが耕したり、
とうもろこしや粟の種をまいたりしていました。






いも



ろばの力でたがやします。
小さな子どもでも家畜の扱いにとても慣れていました。




ぶどうや、シアバターがなる時期でもありました。
シアバターは皮ごと食べられて中の身はアボガドをもっと凝縮させて甘くしたような感じです。
このシアバター、日本にも石鹸などに加工し輸出されています。




市場でみかけた農機具。同じような用具に見えるけれどガボンとは使い方が違うものもあります。



街なかで農薬屋さんもあります。日本でおなじみの農薬も。



また、南西部のバンフォラには広大なサトウキビ畑が広がっていました。
5000㌶もの畑でブルキナで消費される砂糖のほとんどを生産しているらしいです。
写真の機械はスプリンクラー。






天水で農業ができるのは1年のうちの雨季の4ヶ月程度。
乾季には気温が40度まで上がることもあるらしいです。
作物が育つ環境としては厳しい環境のように思います。

それだけに、雨季のはじまりのいまは
車窓からも炎天下の下でも農作業が続けられている様子が見られて、

限られた期間でできるだけ多くの収穫を得ようとしている様を感じました。
作物も、家のわきや木のしたなど、隙間なくびっしり。




一方ガボンは、
雨季と乾季を繰り返し、
乾季でもジャングルの緑は濃く、
川が枯れることはなく、
種を投げてその後放置しても何となく生えてくるジャングルの焼き畑農業。
気候的にも、やはり豊かで恵まれている環境であることを感じました。


まだまだ書ききれませんが、今回アフリカの他の国の様子を垣間見ることができて、
とてもよい機会でした!!
ガボンのことを少し客観的に見ることもできたように思います。



本当にお世話になったブルキナ隊の皆さん、ありがとうございました!