野菜の授業でもお世話になった高校で

 

先輩隊員と日本の紹介をしました。



 

 

 

任地のひとに日本について知っていることを聞くと、

 

車や、工業が発展した国、経済が発展した国、

 

ヒロシマ、そして東日本大震災などが返ってきます。

 

 


 

クラムトゥという小さな街に日本人が住んでいて、

 

活動以外にも、通常海外に行けず異文化(特にアジア)

 

に触れることがあまりない学生たちに

 

文化に触れるきっかけを作りたいと思いました。

 


 

 

校長先生と打ち合わせをしている間に、

 

学生の勉強へのモチベーション、将来へのモチベーションを

 

上げるようなメッセージを送ってほしいという注文をいただき

 

ハードルが上がります。



 

 

バカロレアという統一試験を控える学年を参集することに。


 

この紹介だけでモチベーションを上げることは難しいけれど


勉強→将来への投資をしている学生たちに、

ガボンとは異なる価値観だけれど、


資源もないけれど、


それぞれ個々が働いて発展してきた日本という


国があることを紹介することに。

   




ガボンでも有名なことば、「サムライ」のことも紹介。


サムライが順守していた武士道も、


特定の宗教を信仰せずに道徳教育を授けていた例として紹介。  

 


 

しかし、どうなるかわからないガボン、

 

校長先生急用(?)で来れず、

 

生徒試験で開始遅れ、

 

14~15人でスタート。

 

 

 

こじんまりとやりましたが逆に意思疎通しながら

 

反応見ながらできたかな?

 

 

 

いろいろな紹介プレゼン&動画ののち、

 

おまけアクティビティ、

スイカ割り(奇跡的にスイカが手に入りました。市場では見たことがありません)

 

 





 

最後にいつものフォト ドゥ ファミーユ(集合写真)

 


 

 

 

後日、プレゼンを聞いてくれた知り合いの高校生に感想を聞いたら、

 

日本の戦争の歴史とかもっと知りたいなと言っていました。

 


 

日本(自分の国)を海外で伝えるためには

 

自分の国をよく知らなければならない

 

人に伝えるのならなおさら。

 

そんなことを痛感します。





そして、少し気にかかること。

学生たちと話しているとこんなふうになりたい、こうあるべきだと夢を

語ってくれることもあります。


ただ日本の感覚で、すべての子供達に同じように平等に学んだり、

仕事についたり、といった権利が与えられているか・・・

わかりません。



意欲のある若い学生たちみんなに機会があたえられる社会であってほしいと

個人的に思います。