年末に首都にあがった際に、
農業の先輩隊員の活動する首都近郊の街、
ントゥムにお邪魔しました。


ントゥムは首都のバスターミナルから、バスで1時間弱程度でつきます。
ントゥムのガルチエ(バスターミナル)はこんな感じ。


首都へのバスも一日に何本もでているようで、
しかも300F(60円位)で行けて、
首都との人やモノの移動がとても多そうな印象を受けました。


ガルチエの裏にマルシェ(市場)や、ジビエ(野生肉)などが食べられる食事処が
並びます。


野菜や、食料品がクラムトゥと比べて安いことに
いちいち感動しました。

マルシェの様子↓




先輩隊員が活動するネリカ米の畑のある村にも連れて行っていただきました。

村の様子↓


穂が出ていました!!!↓

ちなみにネリカ米は雨季のはじめに種を播いて、
日本の稲のように水をはらなくても栽培でき、
3か月半程度で収穫できます。




また、ントゥムの農業事務所にごあいさつに伺ったのち、
職員のかたに野菜を栽培している農業地帯を案内していただきました。


クラムトゥは坂が多い街で開けた場所はあまりありませんが、
こちらは広い平野に、とうもろこしやオクラ、ローカルナスが各民家の後ろの
広大な土地に植えられていました。


クラムトゥは街自体も小さく、市場の規模も小さいので、
市街地の農家は少量多品目の栽培が多いですが、


こちらはリーブルビルにも出荷をするようなので、
単一品目が広い土地に植えられていて、


土地が違えば農業の形も違うのだなあと思いました。




この一帯の近くにはコンクリートの工場(写真奥)もあります。




近くに用水路もあり畑の灌水も自動でできるとのこと。
よい環境に驚きました。




ただ、職員のかたの説明によると事情により
この一帯の農業は近年厳しい局面にあるとのこと。
自分としてはせっかくよい土地で恵まれた環境なのに、
もったいないと感じました。




最後に、ジビエ(野生肉)が有名なレストランの様子。
詳細は書きませんが人生で初めての味との出会いがありました。




案内してくださった先輩隊員、農業事務所の方々に感謝です!