今週から首都にきています。


クリスマスが過ぎましたね。
ガボン人はキリスト教徒の方が多いので、クリスマスは国の祝日でもあり、
とても大切な行事です。


信仰深いキリスチャンの方も多く、職場の同僚が何やら分厚い辞書を
読んでいるかと思ったら、聖書だったこともあります。



ガボンにきてはじめてのクリスマスは、首都で過ごしました。


首都を離れる前、任地では・・・


近所のおばあちゃんが教会(プロテスタント)の係(?)の仕事で
クリスマスの準備で忙しそうだったり
(ミサのあとにみんなでたべるごちそうを作るらしい)


12月に入ってから任地のスーパーに
子供向けのおもちゃ(鉄砲とか、ボールとか、三輪車とか)が並んだり


20日過ぎてからお隣の(ちょっと裕福な)ご家庭の家の中に
クリスマスの飾りつけがほどこされたり、


クリスマスの前に家の周りをきれいにしなきゃ!と
自分の家も含めて3軒で家回りの旺盛に生えた雑草掃除の
アルバイトをお願いしたり、


子供たちが(だれか大人から?)クリスマスの贈り物もらったんだーと
24日前でしたがおもちゃを見せてくれたり
(そして若干わたしにもせがまれる)
(そしてよく考えてみればその子はイスラム教徒の子供。
 でもクリスマスのプレゼントの慣習は宗教は超えるのかな)


ひとびとの間でも盛り上がりを感じていました。
意外と日本とも変わらない、ひとびとが幸せを感じるクリスマスムード。


私はクリスマスの当日は、首都隊員に誘われて
リーブルビルで一番大きいカトリックの教会のミサにお邪魔しました。


教会にもよるようですが、24日夜と25日昼間にミサをするようです。
この教会は大きいので、25日は一日3回のミサをやっていました。


自分は夕方のミサに参加。こんな大きな教会です。






1時間半くらいで、コーラス隊が聖歌を歌ったり、
神父様のお話を聞いたり、
皆で目をつぶってお祈りしたり。


コーラス隊には指揮者もいて、日本でも聞きなれた聖歌や、
ノリのよい(?)聖歌、男性、女性まじえてハーモニーが美しかった・・・


落ち着きのある曲でも手拍子をするあたりが、
ゴスペルだなあ、と思いました。


ミサの最後には、隣人との親愛の印を表すような意味合いで、
近くに座っていたかたがたと両手で手を握り合いました。


自分はこちらの方のような信仰心はないのですべて理解はできていないと
思いますが、厳かなクリスマスのミサの雰囲気はたっぷり味わえました。


と当時にふと、こういう文化に触れられるこの1年間9か月の
本当に貴重な時間を振り返ったり・・・
厳かな気分になりました。




最後に、首都リーブルビルの一番[?]整備された海岸沿いの道路の
イルミネーションの写真を載せます。
これだけ見ると先進国のようですね







こちらは大型スーパー(少し高級店)の前のちょっとしたイルミネーション。
25日は休日だったのでお店は閉まってます。




このブログをアップするのは(おそらく)この記事が今年最後になるかと
思います。


今年も残りあと数日、日本でも駆け足で年末カウントダウンが始まると
思います。

どうぞよいお年をお迎えください。