クラムトゥは先週頃から雨があまり降らなくなり、
朝晩も比較的涼しい(朝はむしろ肌寒いことも)日々。
どうやら小乾季が始まったようです。
(聞くところによると大体12月15日前後から始まるらしい)
小乾季は2月半ばまで続き、
まったく雨が降らないわけではありませんが、
雨季ほど毎日豪雨が降ることはありません。
雨季には家前の土道がどろどろで、毎朝出勤のときに
靴のどろ(厚さ約3cm)をとるのが
大変でしたが、この1週間程度で土がからからに乾いて再び歩きやすくなりました。
畑の雑草はあまり生えなくなりますが水やりが
また大変な仕事になります・・・
今年も残り数日。
少し早いですが、早めに年末のお休みをいただいたので
今年の活動が終わりました。
今月は、1月以降の作業の準備や色々な相談をすることが
多かった気がします。
目に見えて変わったことはあまりありませんが↓
○事務所の畑管理
10月以降、(一部)ストップしていた野菜の展示ほ作業が、
少しずつ始まりました。
伝統野菜(オゼイユ、ローカルナス、ムニャカ(という葉物))を中心に、
種まきしてます。
そして、すでに雨に困らない小乾季が始まったというタイミングですが
以前からいつか作ろうと配属先に言っていた育苗の雨よけが
ついにできあがりました。
廃材利用です。釘のみ野菜を売ったお金で購入。
資材が限られているのですべての箱に設置できたわけではありません。
こちらは日除けのためのヤシの葉。
雨よけとしては不十分のようですが、土の乾燥防止になるようです。
そこらへんをうろうろしている鶏除けにもなります。
○試作品目の販売
先月から宣伝していたエンサイを少しずつ市街地で売ってます。
(ちなみに価格と束ね方は同僚と農家に相談してもらってお任せ)
自分としては何が何でもこれを推していかなければ、
という気持ちはありませんが、
これを売ることで事務所の予算捻出になれば、ということと、
お客さん(住民)がどんなものだったら買うのか、何が知りたいのか、
自分の勉強になるな、という実感です。
販売が上手な同僚についていって、
お得意さんのオフィスに訪問販売にいったり、
市場の商人にかけあったりしてます。
なぜか気に入ってくれたベナン人の日用雑貨屋さんが
大量まとめ買いしてくれたり・・・
(ベナンやチャドなど諸外国のかたと話していると、
もっと野菜食べたいけどここではあまり手に入らないし高いんだよね、
という
話を聞きます)
何やかんやでこれまで120束(一束100F(20円)わりとお手頃価格)
売りました。