マニョックの加工販売でどのくらい儲かるのか、
まだつかめていませんが
ちょっと考えてみます。
いもを自分で育てるか、
買うとしても米袋ひとふくろのいも(場合によるが5000~7000F位)から
25本くらいのマニョックの棒ができます(一本500F×25本=12500F)
加工期間が少なくともいもを得てから10日くらいかかりますが、
国民食なので日常的にみんな食べるし、
加工は全て自宅でできるし、
製粉機を持っていたり畑を持っていれば、
更に副収入もねらえるようです。
労働時間がまだよくわかりませんが
女性の家事のかたわらの副業としては、いいのかなあ・・・
④ほかの食べ方、利用法
他にも、品種【?】によるそうですが、
マニョックのいもを生で食べたり
いもをふかして食べたり、
いもを3~4日水に入れてから食べたり(キャッサダと呼ばれます)
いもの粉を水で溶かして熱して主食としたり、
でんぷん質だけとってタピオカ粉としたり、
いろいろな食べ方があるようです。
こちらはいもをふかしたもの。
葉も食べられるし、枝もまた次作植えたり、燃料として使います。
全部循環させて使えるなんて本当に素晴らしいなあと思います。
マニョックの加工の仕事は比較的若い女性もやっているし、
栽培も親の手伝いで若い人や小さな子供も手伝ったり、
少しお金持ちだと大きなプランテーションを
人を雇って作業させたりしています。
国民食なのできっとなくなることはないと思いますが、
これからどんどんガボンが発展して都市化していったら
いつかこのようなマニョック作りの習慣も変わっていくのかなと
余計なお世話なことを考えたりもします。
とりあえず言いたいことは
マニョックはガボン人の生活にマストアイテムの
素晴らしい食べ物だということです。