日々の活動は、できることを少しずつやっています。


① 職場の畑管理と少しの提案

平日はほぼ毎日事務所の畑で技術員さんと畑管理作業をしています。 (土日は水やりの必要がありそうなら出動)

自分がわからないことも多いので、
教わることがとてもとても多いですが、
いくつか気になったところは試させてとお願いして
比較実験してみてます。

オクラの(樹勢みながら)下の葉をとったり
(できれば花がらもとりたい)、
トマトの脇芽や下の葉をとったり、
株の下に敷きワラをおかせてもらったり、といった作業です。

特に枯れた葉をとる、という習慣がないようで
病気が着実に広がっている状態でした。

現在も継続中です。
ただオクラに至っては、
比較のためにわざと残しておいた葉も
いつのまにか全ての畝で下葉がとられていました…!
(明確な目印をつけていなかった私が悪く、
試したものがよいと思うのであればいいのですが…笑。
同僚宅の畑でも採用されていたのでよかったといえばよかったですが…)

ちなみに害虫はバッタやコナジラミ、アブラムシなど、
他に獣害(へびにとうがらし、ヤマアラシになす、鳥に葉物など)も多いです。


予算不足のため職員は巡回にでることも頻繁には
できていないようなので、 赴任当初、
事務所の展示畑の意義が薄そうと感じていました。

ただ、同僚と話していると、知り合いの農家から オクラの植え方を
教えるように頼まれたから今度帰りに寄ってくる、と言っていたり、
自分の家の周りに自家用に畑を持っている同僚も多いようです。


現地は親族(や近所)のつながりが強く、
自然なかたちで 助け合いがなされているようなので、
業務の枠で捉えなくても、野菜の技術の普及が口コミで広がることも
あるのかなという気もしています。



② コンポスト試作

コンポストは、材料と比率の試行錯誤を重ねた結果、
無事温度が上がり様子を見ています。

また家の前で畑をやっている上司が自宅でもコンポストを
作ってみたい、 ということで、上司宅でも積んでみることに。
(大量にでるマニョックの皮の処理をしたいらしいです)

やはり自分だけで色々考えるより、 実際に現地の方の希望や都合を聞いて進めたほうがよいことを実感。


畑を移動させる焼き畑農業に、土作りの必要性は薄いのでは、
とも 思いましたが、市内には家の脇に畑をもって販売したり、
家庭菜園をする住民も 少なからずいるようなので、
必要性を見極めながら進めていけたらと思います。


③  試作

エンサイ、ミニトマト(ないと思ったら販売農家でやっているひとを
発見しました)、いんげんなど、畑で育ってます。

しかし首都で購入したアブラナ科葉物は(病害虫の比較的少ない乾季でしたが) 虫害被害がひどく厳しそう。
やはり伝統野菜つよいです。

またネギやニラは(技術の問題とも思います)
発芽率が悪くどれだけ残るか…。

収穫できるようになったら市場への販売に同行させてね、
と今からお願いしています。


④ セミナーの準備

来週お隣の街でネリカ米を推進する先輩隊員が開催する
住民向けのセミナーが あります。

私にもお声をかけてもらって、
少し時間を頂いて自給用の野菜栽培の紹介を させて頂けることに
なり、その準備も進めていました。詳しくは改めてまた。


⑤ 職場への報告書提出

所属長から、毎日活動記録を書いて、たまに報告してね、
と言われていたので、 先月一回目の報告書を書いて提出しました。(形として残すことを重要視するよう)

所属長とは、普段毎日は会えないので、 まとめて報告することで助言も受けられて よい機会になりました。

慣れないフランス語での日誌と報告書は時間もかかりますが
勉強と思ってちょっとずつ続けます。



こんな感じで、一日があっという間に過ぎる毎日です。

相変わらずフランス語のコミュニケーションには苦戦しています。

セルフコントロールの重要性も感じる今日この頃なので、

休養とりつつ今月も頑張ります。