農家さん紹介(市街地)のつづきです。



3人目は、市内の市場で一番近いところで川のすぐ横で
栽培をしているFさん。


乾季は、毎朝両手にジョーロを持って川の水を汲み、
畑に水やりをします。
(推定で、川と畑を一日20往復近くはしていそう… 細身なのにすごい筋力だな… と思います)

朝は市場のひとも直接 買い付けにくるので、
通常作業と収穫と販売もやりながら とても忙しそう。

子供がよく手伝っています。

彼には目標があって、 3年以内に首都に家族とともに移住して
野菜栽培をすること。
現在も家を建設中だそうです。


首都には大きな消費があるので、 クラムトゥよりもお金になります。

彼の人生にとっては首都に行って
家族と もっと豊かな暮らしをすることを応援したいですが、
市場から一番近くて(徒歩5~6分) 商人(女性が多い)も 買い付けに来やすい彼が栽培をやめたら、 クラムトゥの野菜供給にも結構影響があるのでは・・・ とも思ったりします。


こんな感じで、農家さんにもとてもお世話になりながら
過ごしています。


活動初期はまずは現状をsavoir(知る)ことが 大事だろうと思うので、
ガボンの近代&伝統農業双方とももっと知りたいなあと思います。