2014年

10 月

975 号

かけだし情報

ガバレ農場

鴻巣市前砂359

℡548-1173


 畑情報 

 台風18号が関東も直撃しました。場所によっては滝のような雨が降り、土砂災害の心配がある所も出ています。家の前の田んぼや畑は降り続いた雨の雨に水浸し状態です。元荒川の水位も上がり、黒く濁った水が勢いよく流れていて、橋を渡るのが怖いくらいです。御嶽山も噴火など自然災害の脅威を見せつけられる回数が確実に増えているだけに、心配の種はつきません。

 ちょうど一年前の今頃も台風がやってきて、はざ掛けしていた稲が倒れました。雨が止んだ後の強い北風で、目の前で次々と倒れる稲をみながら茫然とした記憶があります。そして、冬には大雪でハウスや鶏小屋がつぶされました。自然と直接関わる農業は、常に自然災害と付き合うことになります。良い収穫があるときもあれば、全滅だったりすることもあります。自然に泣かされ、自然に喜びを与えられ・・の繰り返しです。その中で失敗したことを繰り返さないように工夫することが大切です。

 昨年の台風では育雛中だったヒヨコが大雨の浸水でほぼ全滅してしまいました。それまでは雨水が入ることもなかったので、本当に想定外でした。今年もちょうどヒヨコの育雛をしていますが、場所の違いもありますが、もみ殻を30センチほど敷き詰めて、その上に育雛用の箱を置きました。案の定、小屋の中は雨水が侵入して水たまりができていましたが、ヒヨコのいるところはなんの問題もなく一安心です。そして、雪で潰れた鶏小屋も稲刈りが終わったら新しく立て直すことにしています。今度はしっかりした作りのものを考えています。費用はかかりますが、卵をしっかり産んでくれれば半年くらいで回収できる皮算用です。農薬も化学肥料も使わない有機農業は、毎年が試行錯誤の繰り返しです。そこが難しいところでもあり、面白い所でもあるのです。

 秋に種を播く野菜は、育苗も含めて虫との勝負です。どんなにしっかりとガードしたつもりでも、虫たちは野菜へと侵入して来ます。白菜やキャベツなどを食害する代表的なものとしてヨトウ虫がいます。この大食漢の幼虫は、日中は野菜の陰や土の中に隠れており、夜になると活動を活発化して大好きな葉っぱをムシャムシャと食べてしまいます。

 大きな虫に目が行きがちですが、白菜などの巻く野菜の芯に入り込み、次々と葉っぱを出す生長点に侵入する芯喰い虫は、ヨトウ虫以上に厄介なものです。老眼が進んだ身には焦点を合わせるのが難しい所にいますから、気が付くと芯がなくなり、大きく育った芯喰い虫が見つかるというパターンになってしまいます。また、ダイコンハムシという2~3ミリほどの黒い甲虫も嫌な存在です。この虫は卵を野菜の軸の部分に産み付けます。黒い斑点があると思ったら、そこにはすでに卵が産みつけられており、数日すると幼虫が孵り、この幼虫たちがものすごい勢いで葉っぱを丸裸にしていきます。

 毎年のように虫たちに悩まされ、思うような野菜ができないことが多かったのですが、今年は種まきから育苗の段階で、防虫ネットを張った小さな育苗ハウスを利用した結果、畑に植える時には虫の害が無い苗を植えることができました。植えてすぐに防虫ネットをかけ、両サイドも土に埋めたので、見た目はしっかりと育っているように見えました。しかし、さすがに虫たちも黙ってはいませんでした。防虫ネットの破れた所や隙間から入り込んだもの、1ミリのネットよりも小さな虫たちの侵入など、完璧な防虫とはなりませんでした。

 特にひどかったのがアブラムシがついてしまったキャベツとブロッコリーです。雨が降らずに乾いた日が続いたこともあり、植えた後で掛けた不織布の中で爆発的に増えていました。天敵であるテントウムシなどが入る隙間もなかったので、アブラムシにとっては天国のような環境になっていたのでしょう。ただ、別の畑ではブロッコリーの苗をレタスと一緒に植えところがあり、そこは防虫ネットをしていなくても、あまり虫の害にあっていません。レタスとアブラナ科の野菜を一緒に植えることで、レタスが青虫などの害虫を防いでくれる効果があったようです。

稲刈りのお知らせ

今年はいつもよりも遅い稲刈りとなります。

10月19日、日曜日。 午前9時ごろから。

参加費は大人1500円です。