こんにちは!ブラジルのサンパウロから駐在主夫の素です。

今日は、私の携帯電話のケースの話です。
私は、ブラジルに来る前から日本で使っていたアンドロイドを、今も使っています。

かれこれ、もう2年8カ月くらい使い続けてきましたが、本体のデータ空き容量不足以外は、故障など一切なく使用に特に問題ありません。
新製品の5G対応のスマホも気になりますが、基本的に貧乏性な私は、これからも出来る限り使い続けていくと思います。

私は、前職で砂防ダムとか公共土木工事の際の環境調査などで現場にでていました。おっちょこちょいな私は、外で水に関わる職場環境だったのもあり、防水かつ落としても壊れないという特長と、友だちからおすすめされたこともあり富士通のarrows03を使っています。

そして、手帳型スマホケースも携帯購入当時から、ずっと同じものを使い続けてきました。

しかし、下の写真のように、さいきんそのスマホケースの老朽化が著しく、メンテナンスや交換を考えていました。


今まで2年8ヶ月使い込みヴィンテージ感を醸し出してきました。ちなみに「ソ」は、いつの間にか娘が貼ってくれたうんこドリル?のシール。良い味出してます。

しかしながら、私の機種は、ブラジルでは販売されていないため、当然ながら対応するスマホケースは、手に入りません。

先日出かけたついでに、連れていた息子が昼寝したタイミングで、ふらっと立ち寄ったお店でスマホケースを店員さんに探してもらいました。

サイズを確認しながら、何個も試着して、15 分。

ようやくスマホ本体がフィットするものを見つけてくれました。
しかしケースがスマホに対応していないので、大問題がひとつ。

カメラのレンズや充電ケーブルの装着位置の穴が合わないのです。

しかし合わなければ、合わせてしまえばいいのがブラジル流というか、日々の工夫。

とりあえず、35レアル1150円くらいで購入しました。

自分で穴を開けて調整することにしました。
課題はいかに穴を開けるか。

買ったケースのカメラ穴は中央から右にありますが、私のスマホとは1ミリもシンクロしません。

私は日本からドライバーなどの簡単な日曜大工キットを持ってきました。けれども、穴開けに使えそうなものは心当たりがありません。


そこで、さいきん仲良くなった行きつけの文房具屋に相談しに行くことにしました。で、あわよくば紙用の穴開けパンチャーを借してもらうことにしました。

Hizu Papelaria e Presentes
R. Otávio Nébias, 224 - Paraíso, São Paulo - SP, 04002-010 ブラジル
+55 11 3294-0350
https://goo.gl/maps/2SBUSyeQvevLfrim9




さっそく相談すると、心良く、穴開けパンチャーをお借りすることができました。こちらの文房具屋は日本語流暢な日系ブラジル人の方がいますので安心です。

スマホの穴と合わせつつ、穴開け位置を決めて行きます。

しかし、ここで新たな課題に気がつきました。合成皮革でできている手帳パーツは柔らかく加工が簡単そうですが、一方でスマホを装填する格納パーツは塩化ビニルか何かで加工むずかしいそう。

こちらの道具は、愚直に穴開けに特化した穴開けパンチャーだけ。
細かい加工は時間かかりお店にも迷惑かけそう。

どうしようかな。
1分くらい迷いましたが、塩ビの格納パーツの加工は諦めました。
今まで使ってきたスマホケースから格納パーツを取り外し、新しい手帳パーツに移植して使うことにしました。
さすがにこれまで使ってきたケースや、買ったばかりのケースから格納パーツをはぎ取るのは勇気がいりました。

ま、いっか。
えいやっと!
バリバリ!と派手な音をたてはぎ取りました。

穴は、いとも簡単にアッサリと
さすがの穴開けパンチャーのストレート、一撃で見事な切り口の穴が開きました。



既存の穴の上に2つ開通しました。



帰宅後、強力な接着剤でスマホ格納パーツと手帳パーツを接着しました。靴の補修などにも使え何かと重宝します。スーパーなどでも買えます。こちらは既に家にあったので文房具屋さんでは買いませんでした。







さすがに穴開けパンチャーをお店のご厚意とは言え無料でお借りしただけで、お店を後にするのは気がひけました。

穴の微調整用に、3レアル90円くらいのカッターを購入しました。

本当に、ありがとうございます。

このお礼は、また、何かでお返しします。


完成。

思ったよりもスリリングな買い物になりましたが、無事に新しいスマホケースが手に入り良かったです。