こんにちは!ブラジルのサンパウロから駐在主夫の素です。


今日は、先日訪れたサンバの学校でのことを書きたいと思います。
※一番下に動画があります。音量が大きいのでご注意ください。


ブラジルでは、カーニバルと言えばリオデジャネイロが有名です。

しかし、その他の街でも例年2月の同時期にそれぞれカーニバルが開催されます。
そして、ここサンパウロでも盛大に行われます。

カーニバルでは、参加するサンバグループごとのコンテストもあるそうです。コンテストの採点は、踊りだけでなく衣装や音楽や歌などトータル的に評価されるそう。
なので、各サンバチームは踊りだけでなくオリジナルの歌を作り歌も練習します。
日本の夏祭りとかでも、踊りの連ごとに、コンテストをやっていますが基本的に一緒です。



今回、訪れたサンバのグループは、過去にコンテストで最も多く優勝したことのあるサンバの学校です。
この学校は、なんと来年で創立90周年とのことで歴史ある伝統的な強豪チーム。
彼らは、ほぼ毎週日曜日の夕方4時くらいから3時間くらい学校前のストリートでカーニバル本番に向け練習してるそう。

たまたま、うちの近所で知り合ったブラジル人の友人がこのサンバの学校の関係者の方で、彼に招待されて、練習風景を見せてもらいに行ってきました。

練習とはいえ、本番さながらです。

まず第一に想像以上の大音量に、会場に着くまえから、圧倒されました。





ストリートにあふれる大音量の生演奏の音楽、会場手前50メートルでも隣の人と会話できないほど。両手で耳をふさぐわが子を見て、子連れで、きてしまったことをちょっと反省 笑




踊り手の年代や性別により、小グループに分かれてそれぞれのリズム、衣装、ステップで踊ります。




練習とは言え人の数が、本当に多いし出店もありますが、体力をつけるために、休憩はあまりしないそう。激しいステップで流れるように淀みなく踊る若い男性グループに、サッカー王国の源流を見た気がしました。










踊り、歌声、演奏、雰囲気、ステップ

それらのエネルギーの総量は、私がこれまでに体験したことのないくらいパワフルでした。

ただ、その場にいるだけで自分の心と体が、フル充電されたような感じ。

自然と私も、踊りたくなってきました。


せっかくブラジルに住んでいるし、またとない機会なので、ぜひサンバのリズムを習得したいと思います。