岸田劉生展を東京ステーションギャラリーで楽しんできました。
岸田劉生と言えば、ご存じ、教科書にも登場する「麗子微笑」!
50点近い麗子像があるようですが
個人的に「こわーい・・・」作品が「野童女」
アクセスしてみてください。
ただし、今回の岸田劉生展にはありません。
自画像もたくさん!
こちらが、日本近代絵画史に欠かせない天才、岸田劉生氏
(1907~1929年 38歳の若さで亡くなりました)
没頭すると時間も忘れて描いたようで
幼いモデル麗子ちゃんは、足が痛くて泣きそうになることもたびたび
それでも集中しているお父さんを思い
涙が落ちないように上を向いたりして我慢していたとか・・・。
けなげです
肌の質感、シミ等々、緻密な写実性
でも麗子像の顔と手の大きさが微妙にアンバランス
・・・。
これも娘への愛情であり、天才かつ圧倒的な知識がゆえの技量であり
”奥義”なのだそうです。
至近距離から鑑賞できる「麗子ちゃん」
一緒に鑑賞した友達2人も
「よく見ると、かわいい子だったね~」
と
これまでのイメージが逆転しましたよ。
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9月30日発売