ついにゲットしました。

 

何年か前からずっとずっと気になっていたカボチャ。

 

ハロウィンのジャックオランタンハロウィンみたいなオレンジ色のカボチャ。

 

しかも!

 

超絶美味しいと噂のカボチャ。

 

 

その名は、奥会津金山(かねやま)の赤カボチャ!

 

 

一般的に赤いカボチャというものは、観賞用や飼料用として作られているため、味は美味しくないものが多い、と自分の中で認識していました。

 

しかし、この金山町の赤カボチャは、全くの別物で、非常に糖度が高くしかもホックホク。

 

そのため、市場に出るやあっという間に売り切れてしまうと言われている、幻のカボチャなのであります。

 

 

・・・そのカボチャ。

 

いつか必ずゲットするぞ!と思っていました。

 

 

そして、ついにそのチャンスが訪れました。

 

赤カボチャ収穫のニュースを受け、しかも次の休みは何の予定も入っていない。

 

これは。

 

行くっきゃないっしょ!金山町へ!

 

 

そして9月11日日曜日。

 

国道49号線を西へ西へ。

 

会津坂下、柳津と走り抜け目指すは金山町へ。

 

途中の景色です。

 

 

見事な蕎麦畑。

 

車窓からの眺めのほとんどが黄金色の稲穂がたわわに実った田んぼと、一面真っ白な蕎麦の花が咲く蕎麦畑です。

 

会津というところは本当に豊かな土地です。

 

こりゃ、カボチャだって美味いはずハロウィン

 

 

道の駅尾瀬街道みしま宿。

 

 

只見線撮影のビューポイントなのだそうです。

 

 

橋梁などが水害で流され不通の箇所がありましたが、ようやく2022年10月1日に全線再開通です。

 

よかったよかった笑い泣き

 

この絶景も会津の宝ですもん。

 

 

 

まだ金山町には入っていませんが、もう赤カボチャと遭遇です。

 

・・・正確に言うなら会津坂下の道の駅でも販売されていました。

 

赤カボチャシーズン真っ盛りの会津地方ですハロウィン

 

 

 

 

そして、いよいよ目的地である金山町の道の駅『奥会津かねやま』に到着。

 

道の駅周辺がやたら混雑しているなぁと思ったら、『祝!只見線全線再開通!奥会津麺ズフェスティバル』なるイベントがその週末(土日)に開催されていました。

 

赤カボチャ目当てのお客さんも合わさって、当然道の駅の駐車場は満車。

 

交通整理の方に誘導され、金山町民体育館脇グランドの臨時駐車場へ。

 

他県ナンバーの車も多く駐車してありました。

 

金山の赤カボチャの名声はかなり遠くの地まで届いているようです。

 

道の駅から車に戻ってくる方のほとんどが赤カボチャを手にしています。

 

これは急がなければ!

 

 

でも暑い中、地味に距離歩くなぁ・・・と思っていました。

 

がしかし!

 

道すがらにいいこともありました。

 

 

金山カボチャが栽培されている様子を間近に見ることができました。

 

 

そうなんです。

 

金山カボチャは空飛ぶカボチャなのです。

 

 

 

 

 

カボチャのつるを木などに這わして、地面に付けずに空中で育てます。

 

 

噂には聞いていましたが、カボチャが生っている姿は初めて見ました。

 

暑い中歩くのは嫌だったけど、臨時駐車場に駐車してラッキーでした。

 

そのまま道の駅の駐車場に停めたら見られなかった光景ですハロウィン

 

 

そして、いよいよ赤カボチャとご対面です。

 

 

・・・おっと。

 

ギリギリセーフだったようです。

 

まだ売り切れではありませんでした。

 

 

お一人様2個まで。

 

 

 

赤カボチャの加工品も販売されています。

 

ただ、残念だったのが、赤カボチャソフトクリームがまだ販売されていませんでした。

 

9月下旬ころから販売開始予定なんだそうです。

 

・・・近かったらまた来たいところですが、地味に遠いチーン

 

また来年?さ来年?のお楽しみにさせていただくことといたしましょう。

 

 

さ!本題の金山赤カボチャを買うこととします。

 

いろいろ品定めしましたが、今回は直径20センチくらいの小ぶりのカボチャにしてみました。

 

ホクホク感が楽しめるのは購入後2〜3日間です、とのことだったので食べ切れるサイズのものを購入しました。

 

 

お肌つやつや、ずっしり重量感の赤カボチャです。

 

 

お尻のポッコリが金山赤カボチャのトレードマークです。

 

このポッコリお尻が空中栽培の証なんだそうです。

 

ところ変われば・・・で面白いですね。

 

 

 

帰宅後、さっそく調理します。

 

 

四分の一にカット。

 

 

種を取り除きます。

 

 

初回なので、味付けなしの蒸しカボチャで。

 

 

約20分後。

 

 

すーっと竹串が通る柔らかさに。

 

 

しっとり感とホクホク感が見た目にわかる、見事なカボチャさんです。

 

 

まずはそのまま。

 

ホックホクの食感です。

 

いわゆる殺人カボチャゲッソリです!(喉を詰まらせてしまうくらいのホクホク感と言う意味で『殺人』と言っております。毒とかがあるわけではありませぬ)

 

味はカボチャとしてはかなり甘い。さすがはブランドカボチャです。

 

何の味付けなしでも、カボチャの風味が濃厚なので美味しくいただけます。

 

次に、ネットで見たレシピでは塩を軽くふって、とあったので塩をふって食べてみました。

 

これ、素晴らしい!

 

程よい塩味がカボチャの甘味をさらに引き出してくれます。

 

そして最後はこれ。

 

 

赤カボチャソフトクリームが食べられなかったので(笑)

 

自分でバニラアイスと合わせてしまいましたニヒヒ

 

酔っ払い酔っ払い酔っ払い

 

絶品です飛び出すハート

 

赤カボチャの濃厚な味がバニラアイスに負けることなく、絶妙なコンビネーション。

 

 

金山赤カボチャ。

 

ものすごいポテンシャルです。

 

そのままでヨシ、塩ふってヨシ、スイーツでヨシ!

 

 

お値段は少々お高めではありますが、その価値は十二分にありました。

 

しかも、年中食べられるものでもありません。

 

今後の人生において、晩夏から初秋にかけての楽しみの一つとさせていただこうウインク

 

 

 

 

《おまけ》

 

帰り足に立ち寄った柳津の道の駅にて珍しい物を発見。

 

 

柳津名物のあわまんじゅう。

 

じつは、『まんじゅう』と名のつくものの中では『あわまんじゅう』が一番好きです。

 

自分が死んだらお墓参りの時にはあわまんじゅうをリクエストしたいくらい大好きニヒヒ

 

・・・娘息子によく言っておこう(笑)

 

 

道の駅のお姉さんがおっしゃるには、柳津町には4件の老舗あわまんじゅう屋さんがあるのだそうです。

 

小池菓子舗さん、岩井屋さん、稲葉屋さん、はせ川屋さん。

 

いっぺんに全種類のお店のあわまんじゅうを購入するのは、さすがに大変。

 

でもいろいろ食べてみたい。

 

な〜んて方には、ぜひおすすめの品です。

 

 

 

4店舗中、3店舗のあわまんじゅうの食べくらべ詰め合わせセットです。

 

1店舗のあわまんじゅうが2個ずつの計6個入りで800円。

 

ここに入っていない小池菓子舗さんのあわまんじゅうは道の駅の敷地内で販売しているのでこのセットには入っていません。

 

完全に4店舗分を食べくらべたい方はそちらでお買い求めくださいとのこと。

 

小池菓子舗さんのあわまんじゅうは子供の頃から慣れ親しんでおりますので、今回はスルー。

 

岩井屋さん、稲葉屋さん、はせ川屋さんの食べくらべとさせていただきます。

 

 

 

 

 

はせ川屋さん。

 

あわの食感しっかりめ、皮厚め、あんこの甘さ程よい。

 

 

 

稲葉屋さん。

 

あわの食感柔らかめ、皮の厚さ普通、あんこ若干甘め、白餡バージョンもあり、若い人が好きそうな印象。

 

 

 

岩井屋さん。

 

あわの食感びっくり!今まで食べたことのないプチプチ感。かなりのあわ感あり。

皮厚め、あんこの甘さ・・・?。

※皮のインパクトが強すぎて、正直あんこの印象が残っていません。すみません。

 

同時に3店舗のあわまんじゅうを食べられる幸せ。

食べくらべていろいろウンチクたれられる幸せ。

 

 

あわまんじゅう好きのそこのあなた!

 

道の駅会津柳津に急げ!ウインク