病院に行くのをやめてからも、
ぷぅの体調は相変わらずで、どちらかというと悪くなっているようでした。
それでも定期テストにだけは頑張って這うようにして学校に行っていましたあせる
これはただの不登校なんかじゃない、病気なんだ、病名がわからないだけだ、と思いました。
ぷぅの症状について色々と自分なりに調べて、『起立性調節障害』という病気があることを知り、この病気を診てくれる病院を探しました。
三学期に入ってすぐに、病院に行きました。これまでの経緯を話すと、すぐに検査をしてくれました。
そして、ぷぅは『起立性調節障害』だということがわかりました…
やっぱり…やっぱり病気だったんだ…
私は、体調不良の原因がわかってよかったと思ったのですが、
ぷぅにとっては単に病名がついただけでした。
でも、この時には、そんなぷぅの気持ちには気づかずにいました。