誰にでも名前はある。
本名だけではなくて仕事上の名前だったり、あだ名だったり。
それは人によって様々だと思うけれど。
僕個人で言えば、「がっちさん」とか「りょうたさん」とか、「ソライロブランケットさん」とかそういった名前がある。
普段は気にも留めてなかったけど、
でも名前があるって実はとっても素敵なことなんじゃないかなって思った。
だってその名前を呼ぶってことはその人を必要としているってことでしょ?
その必要の形は必ずしも同じではないと思うけれど。
例えばその人に気づいてほしい、その人に助けてほしい、その人にしてほしいことがある、とか。
色々な理由があると思うけれど、名前を呼ぶ時の根本はその人を今、自分が必要としているってことだと思う。
逆を言えば名前を呼んでもらえるってことは自分が必要とされているってことだと思うし。
それに仮にこの世界に"名前"なんてものが無かったらどうなるんだろう。
必要としていても、必要とされていたとしてもそれを伝えることも出来ず、それに気づくことも出来ず、
ただただひとりぼっちで生きていくしかないのかなって思う。
そんなの寂しい。
そう考えると名前も言葉と同じくらい素敵で大切なものなんだろうなって思った。
なんて言えばいいんだろう、うまく言えないけれど
自分という一人の存在を認めてくれているような気がして僕は名前を呼んでもらえると素直に嬉しいです。
だから僕も誰かとお話をする時は名前を言うようにしているし、名前を聞くようにしてる。
名前を呼んでほしいし、呼びたいし。
知ってほしいし、教えてほしい。
そうすればきっとひとりぼっちの人なんていなくなるよ。
素敵なあなたの名前を、僕の名前を呼び合おう。
僕に名前を付けてくれてありがとう。
僕を名前で呼んでくれてありがとう。