タバコをふかしながら想像してみる。


もし今からこんな事や、あんな事をしたらって。


大体が上手いこと進むイメージだ。
問題があってもズバッと解決したり、どんな事からも君を守っているそんなスーパーマンな僕がいる。


現実は残酷でそんな想像とはかけ離れたレベル1のさえない僕が君のスーパーマンのつもり。


ちっちゃい事で余裕もなく力一杯守っている僕がいる。
ちゃんと守れているだろうか?


正直言ったらどこまで君を守れるか不安がつきまとう。守りきれずに傷つけてしまうかもしれない。


遠くにいる君の“助けて”が聞こえなくて、君を心配する事しかできない。空でも飛べたらいいのに。


そんな弱くて小さい僕の手を離れないように強く握る君の更に小さな手。僕も離したくないから強く握り返すよ。


僕の小さな手は守れるところまで君を力一杯守るよ。
君が傷つくなら僕も傷つく。

この手は離すことはないよ。
とても弱いスーパーマンだけどこれからもよろしく。。