“僕という人間”

鏡の前に立った自分を見て鏡の自分に問いただした。


君は本当の僕なの？
本当の僕ってどんな奴？

嫌われないように、はみ出さないように、いつの間にか必要以上に自分を作ってきた。


誰もが違う自分を作って過ごしていて、ある程度ならそれも必要だってことは知っている。


今は、必要以上のものが僕を悩ませるんだ。


ちょっぴり僕に“嫌われてもいい”って勇気があったなら何か変わってただろう。


僕は世界の中心ではないけど、僕の人生の中心だから、ちょっとだけ勇気を振り絞ったよ。


そしたら、作られた僕が人知れず崩れ落ちて少し体が軽くなったんだ。


本当の自分をさらけ出しても世界中の人から嫌われる事はない。
自分はありのままの自分でいいんだ。