柔らかい風が僕を追い抜いて行った。

何かどことなく懐かしい香りもしたんだ。。

ふと見上げた空は、太陽を雲で隠してたんだ。

もうすぐ雨が降るのかな?遠くの空では黒い雲がこっちに近づいてきている。


ちょっとひんやりした風が僕に合図をくれる。

雨とアスファルトの混ざったような匂いがしてたんだ。


どこか懐かしく小さい頃を思い出した。。

ちょっと笑えた。
小さい頃の僕はちょっと可笑しかったんだ。

それが自慢でもあった。

湿った風が、前へ前へ僕を押すように強く吹いている。


風に手を引っ張られてるみたいで笑えた。


テンポよく、鼻歌歌いながら歩けるよ。

今までより、今日よりも、一歩前へ・・・