ジヴェルニーの食卓  集英社

 

原田マハ著

 

 

ジヴェルニーの食卓 ジヴェルニーの食卓
1,512円
Amazon

 

 

表題作ほかに短編集になっていて以下があります。

 

 

*うつくしい墓    007   アンリ.マティス    パブロ.ピカソ

 

*エトワール       075            エドガー.ドガ

 

*タンギー爺さん   117   セザンヌ        ゴッホ

 

*ジヴェルニーの食卓 157   クロード.モネ  

 

           ↑始めのページのナンバーです。

 

 

4つの中では最初の

晩年のアンリ.マティスとパブロ.ピカソの交流が書かれた

『うつくしい墓』が好きです。

 

タイトルは物騒ですが、晩年のマティスの穏やかさと気品が漂う作品です。

 

タイプの全然ちがう2人の巨匠の心の交流の謎解きというか

 

自分にとってこの上なくかけがいの無い友人(マティス)の死に対して(ピカソ)の反応とは

 

ほんとうの心で生きている人ならば 世間から理解されない行動をとってしまうのも

頷けました。

 

かけがえの無い人の死を受け入れられないほどショックを受ける。

 

でもそれって

 

それだけ 幸せな友人関係があった。。。。。証拠

 

悲しみが深ければ深い程 幸せだった証なのかもしれません。

 

 

私の好きな場面は、マティスの

 

助手のリディア、料理係のエマ、夜間の看護婦のジュリエットと

 

後にマティスのもとで家政婦になるこの物語の語りべのマリアとの

 

関わりの場面です。

 

お食事の場面はこちらも良いんですが、

(『ジヴェルニーの食卓』の方がおもてなし料理満載でたのしいです。)

 

***

河津バガテル公園内のジヴェルニーのモネの家と睡蓮の池を模した建物です。

 

ここはバラ園に通じる小道脇にあるのですが 見過ごしてしまいがちです。

 

気がついてよかった!

 

睡蓮って東洋的な気もしますが。。。。ジャポニスム?

 

モネの睡蓮って 誰でも好きですよね。

 

優しい色合いと池の水面の陽射し感がここち良いのかなあ。

 

本物を見に早く行ってみたいな〜。

 

ひょんなことから2011年にパリに行けたから、

 

今度はどうしたらここに行けるのかな?

 

考えようっと!!!

*****

 

 

マティスを表す1番好きな場面は、

P43 以下引用

先生のお膝にかかっている糊のきいた寝具のカバーには、

あちこち可愛らしいひなげしの刺繍が施されてあります。

その刺繍には秘密がありました。

かつて先生は細身の葉巻がお好きで、こうしてベットで朝食をとりながらふかされたそうです。

その灰が落ちて寝具のあちこちに焼け焦げを作ってしまい、家政婦が繕いをしようとすると、

単に穴をふさぐんじゃなくてひなげしの刺繍にしてほしい、とたのんだそうですよ。

 

この場面が アンリ.マティスのお人柄がしのばれて 大好きです。

 

 

原田マハさんのこの作品は ほんとうにおすすめです。

 

宝石みたいな本です。

 

 

 

 

*****

でも私 この春 春バテをして気がついたんです。

 

心身ともにバテ気味の時にこの洗練された文体は わたしにはちょっと疲れる。

 

この作品は 襟を正して読みたいんです。

 

 

もともと小説はあまり読んでいなかったのですが、

 

疲れたあなたには

 

こちらの方がいいかも?

 

 

 

コーヒーが冷めないうちに   サンマーク出版

 

川口俊和著

 

登場人物が全員 善人なのもほっとできます。

 

帯に 2018年9月21日公開 映画化決定! 4回泣けます  

 

とありますが 映画やドラマでわりとすぐ泣いてしまう私でも全然うるっときませんでした。

 

むしろ第一話を読み終えた時点では、

 

Book off用の段ボール箱行き決定!でした。

 

いろいろ突っ込みどころ満載なんですよ。

 

第四話でなにがなんでも泣かせたいんでしょうが。。。。。。。。。

 

ほんとにツッコミどころ満載なんですが

 

 

設定が、

若い時に知り合ったとしても交際期間3年を経て結婚した夫婦ですよ。

 

この夫は 病弱の妻の健康というより命を思って妻の妊娠をあきらめてほしかった人です。

 

なのに

なぜ?????????????????????????????????

 

バースコントロールしないの?

 

できないほどの人だったんですね。ケッ ですよ!

 

妻は命にかえてもお腹の子を優先するような人だから好きになったんでしょうに。

 

ほらーーーーだからーーーーもーーーーーーーって感じでした。

 

こんな展開で感動して泣ける人いるんですか?

 

 

あと

こだわりの食材でコスト無視して お客の美味しいという言葉が1番の幸せというマスターって

 

だいたいこんな小さな喫茶店で3人体制の店ってこと自体がアウトなのに

 

こういうマスターって現実に存在したら

 

 お客は笑顔にできるけど家族をどんよりさせちゃうタイプ!!ですよ。

 

で 

 

 

なぜか  また

 

落ち込んでる時に 読みたくなっちゃうんです。コーヒーの香りとともに。

 

 

 Book offには送りませんよ。

 

85万部突破って

 

それだけ わたしみたいに 世の中の人が疲れているのでしょうか?

 

でもあのバターでトースト食べてみたいな。

 

なぞの北海道は、

 

こだわりの手作りバターのためだと推測してみました。

 

正解はどこでわかるのかしら?

 

 

 

 

それでは このへんで おしまい。本