夕日と潮騒の岬キャンプ場:10月15日(日)

 

 今年福島の温泉に行ったメンバーの一人が、GWに2泊伊豆の海沿いのキャンプ場に行ったと聞き、ぜひ一度行ってみたいと思いネットを色々調べていくと、西海岸松崎の先に良さげなキャンプ場を発見。『夕日と潮騒の岬キャンプ場』 名前からは、絶景が期待できそうなので、温泉メンバ―が行ったところと同じかはわからないけど、行ってみる事にした。

 チェックINは12時ということなので、松崎の町で先に食事を取る。『磯そば』 というものがあったので食してみた。海の幸が色々入ってなかなか美味。

 食事の後、地元のスーパーで食材を調達しキャンプ場に到着。チェックインの12時を待ってチェックイン。私は3組目で、今日はあと3組、計6組のみの予約とのこと。余裕で海沿いの場所を確保することができ、まずはテントサイトを設営。そして絶景を前に到着儀式の一杯。

 ところで本日はソロではない、奥様を連れ出し数十年ぶりの夫婦キャプ。サイトも少し小ぎれいにまとめてみた。

伊豆の断崖絶壁と綺麗な海、そしてその先に雪を少しまとった富士。期待通りの絶景。

洪庵の湖越しの富士、ふもとっぱらの眼前の富士も 良いけど、ここ絶壁・海越しの富士も、なかなか良い

富士の表はどちらからか? 山梨側? 静岡側? 昔武田信玄と今川義元が会談した際に、義元が静岡側が表と言い張ったのに対し、信玄が、『尻 丸出しの富士はいかがなものか?』といったという逸話を聞いた事がある。私としては、どちらの富士も美しいことに変わりなし。どちらが表でも良い気がする。

 

 本日は奥様同伴なので、食材もリッチに。帆立、サザエ、ホンビノス貝と、炭火で焼く。地物の魚もスーパーで安く売ってたけど、とても食べきれそうもなく、地物はサザエだけであきらめた。それでも海沿いでの海鮮BBQは最高で舌鼓をうつ。一応買ったタン塩、カルビはカルビを半分食べたところでギブアップ。食べきれず持ち帰る事になった。 

そして、これがこのキャンプ場の売り物の夕日。BBQに没頭し太陽が沈む瞬間は撮り逃してしまったけど、水平線が赤く染まる時間はなかなか神秘的だった。

 ところで、このキャンプ場、今回テントを張ったサイトの端に浴場があり、宿泊者は無料ではいれる。結構大きなお風呂で4、5人は入れそうなお風呂、テントサイト同様の景色をお風呂からも眺められ、非常に快適だった。私は設営後と食事後、二回利用させていただいた。

 夜は、台風の影響で8m/sほどの風、テントが倒れるほどではないけど、かなりうるさい。鹿の鳴き声もかなり聞こえ、テント内でなかなか寝付けず、朝を迎えた。

 

 翌朝は、やはり結構冷える。マイ暖を反射板前でつけるとそれなりに暖かい。コーヒーを淹れ、卵、ウインナ、チーズとパンの朝食。(食事の写真は撮り忘れ)

 なかなかの絶景を味わえ、風呂もあり、非常に良いキャンプ場だったけど、来年からは、ソロ専用のキャンプ場になるとのことで、ここでの夫婦キャンプは今回が最初で最後となる。ちょっと残念。

 

 キャンプ場を撤収し松崎漁港そばの景色、今日は富士がよりくっきりと見えた。なにか夫婦岩の様に綱のはった不思議な岩ごしの富士(この岩ののいわれはよくわからない。)

 このあと、東海岸側にも足を延ばし、熱川のそばで昼食。地魚天丼:980円。4、5種の魚の天ぷらがはいって、あら汁もついて、コスパ最高、美味しかった。

あとは伊豆縦貫道⇒東名で帰宅。月曜なので渋滞もなく快調に帰宅できた。奥様も久しぶりのキャンプを堪能してくれた様子。次の夫婦キャンプがあるかは、まだわからないけど???

 ところで、今年は熊の被害が非常に多い。とはいえ伊豆は大丈夫だろうと安心していたが、帰宅後、宿泊地となりの河津町で熊が捕獲されたとのニュースがあり、ぞっとした。伊豆では100年目撃されていなかったというが、食料をあさり熊の分布も広がっているのか? 寒くなるまではちょっと注意が必要そうだ。