今日も朝から過去問を20問だけやり、苦手な各人の理論について調べました。
1級技能士の試験にはそれほど出てこないかも知れませんが、目指しているのは、取得後のプロのキャリアコンサルタントの方のSVなので、
きちんと把握しとかないと!!
レビンソンのライフサイクル論。
なんと、計画サンプリングした米国中高年男性のインタビュー調査に基づき作られています。
内容としては、『人生は約25年ずつ発達期があり、各発達期は互いに重なる約5年の過度期で繋がっている』と。
発達期は、全4段階で「児童期と青年期」「成人前期」「中年期」「老年期」であるとしています。
過渡期には「内的世界と外的世界」の変化が起こり、今までの発達期で用いてきた生活構造の作り変えが行われるとしています。
生活構造とは、その人の自己と外界の境界にあって、自己と外界をひとつの形にまとめていた構造をさします。
過渡期としては、下記の3つがあります。
1.「成人」への過渡期(20歳-25歳)
2.「人生半ば」の過渡期(40歳-45歳)
3.「老年」への過渡期(60歳-65歳)
また、中年期は危機期であるとし、『中年の危機』があると考えました。
中年期には自己の内部だけでなく、外界との関係における葛藤である「若さと老い」・「破壊と創造」・「男らしさと女らしさ」・「愛着と分離」という葛藤が生じるためだとされます。
今日は、レビンソンがライフサイクル論を提唱したという事を改めて勉強しました。
次回は、各人の発達理論について勉強したいと考えています。