海外で活躍する日本人醸造家のワインを飲む! | 日本ワイン血風録!

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~ときどきスペインワイン血風録~

大変ご心配をおかけしました。ほぼ快癒いたしました。


ご報告ですが、先日のワイン会、すばらしい会となりました。まずは飲んだワイン編です。この後、料理編、とっておきのこぼれ話編と続きます。お楽しみに。

以下「海外で活躍する日本人醸造家のワインを飲む」会で飲んだワインです。


●クレマンド・ブルゴーニュNV (6,500円)
 【ルーデュモン(ブルゴーニュ)】


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岡山県出身の仲田晃司氏が代表兼醸造責任者。2000年の七夕の日にニュイ・サン・ジョルジュに結成されたネゴシアン。日本的職人らしさを発揮して、樽の酒類、焼き具合、熟成期間等々、ワインに最もふさわしいと思える理想的な方法を徹底して追及する姿勢は、周囲をあきれさせるほどきめ細かいといわれています。

ムルソーに定評があるそうです(「神の雫」によると)が、今回は泡もので。泡こそ、少し弱めですが、しっかりとした風味があり、味わいを楽しむ泡ものでした。



●ロゼ ル・カノン ミュスカダンブール2006 (6,300円)
 【ラ・グランド・コリーヌ(コート・デュ・ローヌ】


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1974年東京生まれの大岡弘武氏が栽培及び醸造責任者。ボルドー第2大学・醸造学部で2年学びました。その後、大学の研修カリキュラムで訪れたドメーヌ ジャン・ルイ・グリッパに入り、栽培責任者として活躍。2003年には、ローヌ自然派で自らが尊敬してやまないティエリー・アルマンに入り、栽培、醸造両方を担当しています。

今回は、ミュスカダンブールという珍しいぶどうを使ったもの。マスカットの亜種で本来ワイン向きではないのですが、極端な収量制限でおいしいワインとして成立させたそうです。

醸造用タンクもステンレスや樽ではなくて、グラスファイバー製という超珍しいタイプ。この開放タンクで、野生酵母、温度コントロールなしで発酵させるのだそうです。淡い色がつくのは、房をまるごと圧搾するからなのだとか。

ロゼというと、どちらかというと、すっきりまろやか系のもの、という先入観がありましたが、これはすごいです。グレープフルーツ系の果実味が爆裂します。こんなにフルーティなロゼを飲んだことがありません。ロゼ好きの方、ぜひ試してみてくださいね。



●トゥーレーヌ・ソーヴィニヨンブラン(11,000円)/キュベ・クニコ2006 (8,800円)
 【ドメーヌ・ボワ・ルカ(ロワール)】


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東京生まれの新井順子さん。 元々は、ワインコーディネーターとしてテレビ番組やワイン教室で初心者向けの講座を行っていましたが、ワインへの情熱やみがたく平成8年に渡仏。ボルドー大学で1年醸造などを学び、その後ビオディナミで知られる「Clos Roche Blanche」からロワールの地にて畑を譲り受ました。徹底したビオディナミによって生産されたワインは、フランスやベルギーの雑誌でACトゥレーヌの作り手ベスト6に選定。 また、高名なフィリップ・パカレに、このソーヴィニヨンブランが「ビヤン!ビヤン!」と大絶賛されたそうです。


少々高いかなあと思いましたが、たのんだ甲斐がありました。先ほどのロゼでも十分驚きだったのに、これはさらにすごい。黄色系フルーツの果実味爆弾! いや、ビッグバンといっていいかもしれません(大袈裟? 笑)。今まで飲んだことがない驚きのフルーティさです。


最後は赤でしめよう・・・ということで、同じく新井順子さんの作品。ロワールでは珍しいガメイ。プラムやカシス、苔桃の凝縮した香りがあります。少し動物的なニュアンスも? どなたかがウニの香りと表現されてましたが、海を彷彿とさせるミネラル感もありました。ソーヴィニヨンブランほどのインパクトはありませんが、すきとおった感じで、複雑さもある個性的で面白いガメイです。ボージョレーにはないタイプですね。


とにかく驚きの連続であるとともに、同じ日本人として、これほどまでのワインを作り出し、名だたる人たちに評価されているワインがあることを知り、少し誇らしい気持になりました。

さて、次回、次々回とつつきますので、お楽しみに!