ちょうど昼時に、西麻布方面に資料を引き取りにいかなければならなくなり、ふらっと路地を歩いていて見つけました。
お店自体は、カフェ風で敷居が低い感じ。仕事着がカジュアルなので、西麻布にして入りやすいなと思って飛び込みました。名前は、「レ・サリーネ」といいます。
・・・ところが・・・
確かに西麻布かいわい、相当な実力店が多く、ランチだけでも5000円とか8000円とか平気でとるようなお店が多いんです(とはいえ、それだけ払ってもいいくらいおいしい店もあるのですが)。
でもここは、本当に気軽にひょいっと入れる感じ・・・ランチも平均1000円くらい。「ゆったりとランチはいかがですか?」と書かれている一番高いランチコースで1850円。どうせなら・・・と思ってこのお店の実力を知るために、たのんでみました。
前菜がきてみて「お、4つも盛っているな!」とちょっとうれしい。
・・・でサラダを一口。こ、これは!
ドレッシングの酸味加減が絶妙なのです。あまり酸っぱいのは得意ではないのですが、かといって酸味がないとパンチがなくて・・・とぜいたくな欲求をもっているぼくにぴったりくる酸味加減。
おいしい!と万人が納得するような・・・というよりも、本当に自分にぴったり・・・といったほうがいいかもしれません。
ラタトゥイユの味加減もほどよいし、鯛カルパッチョやパテの味付けもなじみます。うーん、こんな自分にぴったりの味に出合うとうれしいですね。
フォカッチャもいい感じです。硬すぎず柔らかすぎず。オリーブオイルも純度が高い?のか、すごくクリアでなんだか草原の香りがするような。うーん、これは食がすすむ。
パスタは4種類から選べるのですが、この日の限定という「キャベツと芝エビのペペロンチーノ」をたのみました。
芝エビのエビエビした味(わかります?)に、キャベツのほの甘さがよくあいます。塩気もいい感じ。唯一、パスタのゆで方が少し柔らかめ? でも許容範囲です。
そしてメインは、「松坂豚のタリアータ」。タリアータは、友人に勧められて吉祥寺で初めて食べて以来、大好きになった料理ですけど、こちらのタリアータは、噛み心地がしっかりした、歯ごたえを楽しむ料理に仕上がっています。付け合わせのカボチャもそう。やわらかくではなくて、適度にかたさを残して歯ごたえをもたせてあいます。ひよこ豆もいいアクセント。
そしてドルチェは、「ガトーショコラと紅茶のブリュレ」。
コースが結構ボリュームあったので、ミニサイズなのがうれしい。
ちょっとしたサプライズです♪ なんとグラスが二重になっていて、間にドライアイスが。もわもわっと煙がたって面白い♪ ちょっとしたアミューズメントですね。
フロアマネージャーのS貫さんが、とても親切な方で、ディナーのメニューやワインリストを見せてくださいました。シチリアワインが全20種類くらいあってシチリアワイン好きにはたまらないのではないでしょうか(かくいうぼくもそうですが)。
「うちはふらっと入れるカジュアルさが売りなので、予約せずに気軽にのぞいてくださいね」と、素敵な笑顔で話してくださいました。
なんでも、イタリア大使館へケータリングしたり、ジローラモさんが常連だったりするのだとか。現地の人が好きなんだから、おいしいわけですね。
お店の造りはちょっぴり安い感じですが、料理の実力はなかなか。そして何よりもこの界隈では安い! ディナーも5000円くらいで食べられるそうです。
ぜひ夜も尋ねてみたいです。いやあ、しばらく社食で貧しいランチが続いていたので、久しぶりにあたりをひいて、幸せーなひとときでした♪




