ドラマ『ひとりぼっち』観ましたニコニコ

主演の相葉雅紀さん

とても良かったなぁと思いました。

昨年、舞台『ようそこ、ミナト先生』を拝見したとき
めちゃくちゃ大変な芝居してるなぁ
と、思ったのですよ。


と、いうのも。

わかりやすく言えば相葉さんの芝居は
「ビジネス涙」では無かったから、と思っていて。



演者それぞれではあるけど
例えば種類があるとするならば
いわゆる「泣き」の芝居には
私にはふたつあって。

クローバー演出効果として必要だから流す涙
クローバー感情が高ぶって溢れてしまう涙

のふたつね。

んで、私のパフォーマンスとしては

効果の涙は運動神経で流す「ビジネス涙」なんだけど、
これって、体温があんまりあがらないんですよ。
汗をかかないって言ったらわかりやすいかな。

で、
感情からくる涙は暑い!(笑)
『目から汗をかいてるだけよ!』なんて誤魔化す時に冗談で言ったりするけど(え?言わない??)、ほんと、体温が上がっちゃってワキ汗半端ない泣き笑い

というのを踏まえると

ミナト先生
信也くん

どちらもガッツリ
気持ちで泣いちゃってるんだろうなぁ
と感じまして。

舞台は基本的には時系列で進んでいくから
気持ちの流れに任せていけばいいんだけど

今日のドラマは...ねぇ真顔
あれはテイクを重ねられないから
結構長回しで撮ったんじゃなかろうか
かなり集中していただろうな
終わったらへとへとだっただろうな

なんて、ドラマを見つつも
余計なことを思ったりもして。


そして聡美さんが
『なんで先に逝っちゃうんだ』
『泣いてもいい』『怒ってもいい』
って信也くんに語るシーンにわたしは涙腺崩壊でした。

残された側って
もう耐えるしかなくて
その気持が限界超えると
自分でも理不尽を重々理解しつつも
その悲しみって怒りに変わることがあるんですよ…。
私もそんなようなコトを経験してるから
あのシーンはめちゃくちゃ刺さったハッハッ

物語的にはそのあとから笑顔がみられてとても良かったなぁって思いながら、人と関わることのあたたかさが伝わる悪者がいない平和な世界で、あるいみファンタジーだなぁと思った次第です。


明日から舞台稽古が始まる私としては
世界を伝えるために
役柄をしっかり生きて頑張りたいなと。
改めて。

ってわけで
あしたっからも
がんばっていきまぁしょうクローバー桜