part.2
「ノートは先生の板書きを書き写すだけでいい」「ノートはただのメモ」だと思っている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
ノートはやり方次第で最高の勉強ツールになるアイテムなんです。
2. ノートのとり方10のコツ
① 見出しを整える
これは頭の中を整理する上でとっても大切なポイント。
(みおりんさんの本は写真が多く使われて、文字で説明文が伝わりにくいところは写真を使ったりデザインを工夫されて読者に伝わりやすく書かれています。)
事前に決めておいたルールにしたがって見出しをつけると、情報が整理せれるようになります。
② 余白はたっぷりとる
「余白」をとるのも大事なポイントです。
もったいないからといって白いところがなくなるくらいページを文字で埋めつくす人がいますが、それをしてしまうと、どうしても見にくいノートになってしまいます。
そんなノートでは効率的な勉強ができず、かえってもったいないぁと思います。
☆ 余白を作っておくと、かなりすっきりと見えますし、あとから知ったことをメモとして書き加えることもできます。
③ ペンの色の意味を決める
思いつくままにいろいろなペンを使ってしまうと、カラフルすぎてどこが重要なのかわからず、復習に使うのにはまったく向かないノートになってしまいます。
そうなることを防ぐために、事前にペンの色に意味をもたせておくようにしましょう。
・赤....先生の解説、初めて知ったこと
・緑....先生の解説、すでに知っている
・水色....単語や熟語の意味
・青....日本語訳の直しやその他のメモ
復習でノートを見返すときにも「時間がなかったら赤ペン部分だけを見る」など、工夫して効率的な勉強をすることができます。
④ 略記号を決める
文字だけだと、どうしてもわかりづらかったり見づらかったりすることがあると思います。
自分さえ理解できれば大丈夫なので気にせず描いていました。
自分で絵や図を描けないものは、教科書や参考書からどんどんコピーをとりましょう。
☆ ノートはあくまでも「ツール」なので、ノート作りに長い時間をかける必要はありまでん。ノートに張り付けてしまうのがおすすめです。
知りたい情報にすぐにたどり着けるようにするための工夫も必要です。
ノートにはたくさんのことを書くので、あとから「〇〇のことについてノートを確認したい」と思っても、それがふぉのページに載っているのか見つけられない...
といったことになりがちです。
そこでおすすめなのがインデックスシールを使うこと。
インデックスシールに単元の内容を書いておくことで、復習したいときもすぐに該当のページに飛ぶことができます。
自分なりの暗記方法や覚え方を加えたオリジナル教材にしてしまいましょう。
意味のわからないものやくだらないものほど、意外と覚えやすかったりします。
授業中の先生の雑談もメモをとる。
授業の本題と直接関係ないことであってもメモをするということです。
これはなぜかというと、あとからノートを読み返したときに授業の光景を思い出しやすくなるから。
☆授業の光景を思い出せると芋づる式に授業内容も思い出すことができるからです。
最後のコツは、自分がそのときに思ったことや考えたことも書き込むということです。
自分なりに「これってこういうことかな」と思ったことや、問題を解いたときに感じた気持ちなどを書いてみてください。
これも記憶に残りやすくするためにとても有効で、「あのときこう思ったんだ!」という取っ掛かりには結構役立ちます。