西岡壱誠さんが書かれた【東大思考】の中から大生の「頭のよさ」をつくる5つの思考回路を、読書記録として残しておく。

 

 

 CHAPTER 1.  「暗記しなくても記憶できるようになる」思考回路

 

 CHAPTER 2.  「簡潔に話をまとめることができるようになる」思考回路

 

 

 CHAPTER 3.  「人にうまく話を伝えられるようになる」思考回路

 目的思考で「どんな人にも必ず伝わる説明」ができる。

 

目的思考とは、

物事を「手段」と「目的」の2つに分けて考えることを指します。

 

いったいどんな手段を取れば目的に近づけるのか?今取っている手段はどんな目的を達成するためのものなのか?そういう思考をすることが「目的思考」です。

 

  ※  目的の反対語は「手段」

 

目的と手段、

何かを成したいという未来に向けた想いが目的で、それを叶えるための現在の行動を手段と言います。

 

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僕は、今でも「もう少しわかりやすく説明して欲しい」って言われることが多くて、どーしたもんかと悩んでいたんだ。 

 

 

電球 どんな人にも必ず伝わる説明ができる ポイント

 

・人が物事を理解するためには、「自分の知っている知識」とつなげることが必要。

 

・ 人に物事を説明するときには、「相手の知っている既知の情報」と「自分の話したい未来の情報」をつなげる必要がある。

 

・ 「例」がその代表例で、たとえがうまければ説明がうまい。

 

相手にとって既知の情報を例に出して話すことで、説明がぐっとうまくなる。

 

「説明」をうまくするためには、

「目的 = タイトル」をしっかり持てばいい。

 

自分の話に「タイトル」をつけることで、いっきにわかりやすくなる

 

「タイトル」

自分が何を説明するのかです、

 

「タイトル」があって初めて、中身が輝くのです。タイトルという目的を決めてから手段を選ばなければならないのです。

 

 

目的探しで「何を話せばいいか」が明確になる。

 

このタイトルを探すテクニックが「目的探し」なのです。

 

 ✎* 「目的探し」の 4ステップ

 

「ゴール」→「目的」→「目標」の順番できめていくイメージ。自分が何を伝えたいのかを考える。

 

ステップ 1. 説明したいことを頭の中に思い浮かべる。

 

ステップ 2. ゴールづくり : 何が伝えられれば 終わりなのか考える。

 

ステップ 3. 目的選び : 達成したいことから逆算して、何を伝えるべきかを考える。

 

ステップ 4. 目標づくり ・ 目的尖らせ : 目的をより具体的にする、目的の中に数字に基づいた「目標」を入れたり、期限を設定したり、より具体的にする。

 

 

手段選びで「相手にとっていちばんわかりやすい」説明ができる。

つぎは、「手段選び」です。

いかにして相手に既知のことと自分の「目的」とを結びつけるかという思考法。

 

人間は、「A」→「B」→「C」と書いてあったら理解できます。でも、「A」→「C」だけで書いてあって「Bは自分で入れられるよね?」と言われても、そんな難しいことはできません。

 

(ここっ!これがよく僕が上司に言われているんです。)

 

「B」は、絶対に書かなければいけないのです。AとCをつなぐワンクッションなのです。

 

この「手段」を抜かして物事を説明してはいけないのです。

 

✎* 「手段選び」の 4ステップ

 

ステップ 1. 「目的づくり」: 目的をしっかりと言葉にしておく

 

ステップ 2.  目的分解 : その目的に含まれる言葉を抽出する。可能ならイラストにしてみる。

 

ステップ 3.  たとえ探し : ステップ1 で抽出した言葉やイラストを、見やすいところに貼っておき、定期的に「例」を探すようにすり。

 

ステップ 4.  たとえ貯め : 見つけた例を、ノートやメモ帳に残しておく。また、文章を読んでいて「いいな」と思った例があった場合も同様にメモとして残しておく。

 

人の説明で「これはわかりやすい」と思ったものは常にメモしておこう。

 

目的思考は、とても勉強になりました。

 

今回は、CHAPTER 3.  「人にうまく話を伝えられるようになる」思考回路を書きました。

 

つぎは、CHAPTER 4. 「他人が思いつかないアイデアを生み出せるようになる」思考回路を書こうと思います。