昔から、安くて美味いラーメン店には不思議なくらい行列が出来ている。
ラーメンという料理は、決して時間をかけて作るものではない。
ましてや、サッと食事を済ませたいお客が多いので
時間をかけて食べるものでもない。
それなのに、どうして「行列のできるラーメン店」が存在するのだろうか。
そこには、行列を意図的に創りだすことで、営業利益を上げる
店側のたくましすぎる商業魂が隠れている。
たとえば、こんな感じだ。
行列ができるようにするために・・・。
①注文が入ってから調理を始める。
これならラーメンは冷めては美味しくないので、客から文句を言われることもない。
②一度の入れるお客の数を調整するために、あえて狭いお店を作る。
隠れ家的なお店を作り、いつでも混んでいる状態を作ることで
お客の「今度こそ食べてみせる!」という心理をかき立てている。
③予想される販売数よりも少なめに、調理数を設定しておく。
「期間限定」や「数量限定」という言葉を巧みに使って
お客に無意識のうちに「焦る気持ち」を植え付ける。
こんなところだろうか。
あなたは、どう思いますか?