外国からやって来た観光客は、ほとんどの人が疑問を抱くそうだ。
どうして日本人はわざわざ、行列を作ってまで順番を待っているのか、と。
確かに言われてみれば、どうしてでしょうか?
その心理について考えてみました。
協調性を重んじる日本人は、とても社会性が強い。
まだ自分の中に情報がないことについて、他人の行動を踏まえてしまうのだ。
その一つの例が行列なのだ。
なんだか分からないが行列を見つけると・・・。
「これは何の行列なのですか?」と、質問するために並ぶ場合のある。
教えてもらった後は、不思議なくらいに興味が沸くから行列を抜け出せない。
「こんなに人気があるなら、とにかく私も経験しておきたい。」という心理が働く。
昔から「安くて・早くて・美味い」店には行列ができやすい。
安くて美味しい店なら、少しなら並んでも味を確かめたい。
皆と同じ感情を共有したい。
これだけ苦労して食べるんだから、きっと美味しいに違いない!
これらの心理を上手く利用できた店が、「行列のできる店」に成長するのだ。