(19日終値)
ドル・円相場(20日3時時点):19日15時時点比24銭高の1ドル=100.09円
ユーロ・円相場:同60銭高の1ユーロ=135.46円
ユーロ・ドル相場:同0.0028ドル高の1ユーロ=1.3534ドル
FTSE100種総合株価指数:前日比25.45ポイント安の6698.01
ドイツ株式指数(DAX):同32.14ポイント安の9193.29
10年物英国債利回り(20日3時時点):同0.003%高い(価格は安い)2.724%
10年物独国債利回り(20日3時時点):同0.039%高い(価格は安い)1.719%
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
9月ユーロ圏建設支出(前月比) ▲1.3% 0.3%・改
11月ユーロ圏ZEW景況感指数 60.2 59.1
11月独ZEW景況感指数 54.6 52.8
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。本日のNYカット(日本時間24時)で権利行使期限を迎える99.75円や100.00円のオプションの存在が意識され、しばらくはもみ合いの展開が続いた。ただ、ニューヨークの取引時間帯に入ると、徐々に買いが強まった。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を見越した買いが入ったほか、市場では「マクロ系ファンドの円売り・ドル買いが出た」との指摘があった。市場では「100.00円のオプションがNYカットで権利行使期限を迎えたため、値動きが軽くなった」との指摘もあり、一時100.245円まで値を上げた。
・ユーロ円はしっかり。ドル円と同様にしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、ニューヨーク市場に入ると買いが優勢に。米国株の上昇を背景に投資家がリスク・オンの動きを強め円売り・ユーロ買いが出た。10月22日の高値135.52円を上抜けると上昇に弾みが付き、一時135.725円と2009年11月4日以来約4年ぶりの高値を更新した。
・ユーロドルは底堅い。周小川・中国人民銀行(PBOC)総裁が人民元相場の変動幅拡大方針を示したことで、中国と経済的な結びつきが強い豪ドル米ドルが上昇。これにつれる格好でユーロ買い・ドル売りが進み、一時1.3543ドルまで値を上げた。ただ、6日の高値1.3548ドルがレジスタンスとして意識されると徐々に上値を切り下げた。市場では「1.3550ドル付近にはアジア系ソブリンネームの売りが観測されている」との指摘もあった。経済協力開発機構(OECD)がユーロ圏成長率見通しを下方修正したことも相場の重しとなり、一時1.3488ドルと日通し安値を付けた。
もっとも、売り一巡後は再び買いが優勢に。ユーロ円の上昇をきっかけにユーロ買い・ドル売りが入り、一時1.35475ドルまで値を上げた。
なお、コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は講演で「量的緩和は可能性の一つだが、詳細について議論されたことはない」「マイナス金利について懸念」などと述べたが、相場の反応は限定的だった。
・ロンドン株式相場は4営業日ぶりに反落。足もとで相場上昇が続いたあとだけに目先の利益を確定する目的の売りが出た。アングロ・アメリカンやグレンコア・エクストラータなど素材株が下げたほか、ロイズ・バンキングやスタンダード・チャータード銀行など金融株が軟調だった。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定の売りが優勢となった。フランスやイタリアなど欧州の他の株価指数も軒並み下落した。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(GI 中村知博)
中国人民元相場の変動幅拡大など
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