彼らにしてみれば「いつもの時間帯」である早朝4時過ぎ(ブリュッセル時間)にEU首脳会議の1日目が終了しましたが、「一言も言葉を発せず」に会議場を出て行ったメルケル独首相に続いて、ファンロンパイEU大統領が言葉も軽く話し始めました。

 「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」と、ESMが持つIMFに次ぐ返済の優先権の放棄を明らかにしましたね。これで、目先のスペイン救済資金がESMから拠出されても、少なくとも民間が保有するスペイン国債の劣後化は避けられることになります。

 ユーロドルは、昨日からの下落で目先のポジションはショート気味。NY時間の高値1.24632ドルを上抜けると、断続的にストップロスを巻き込んで急騰。一時1.26285ドルの高値まで跳ね上がりました。「間もなく提案される見通しの欧州統一銀行監督メカニズムにはECBが関与し、メカニズムが施行されればESMが銀行に直接資本注入することが可能」であると表明したことも買いを誘いました。

 「何も出てこない」とみる向きも多かっただけに、市場の反応も極端なものとなりましたが、冷静に考えてみると、そもそも「銀行監督メカニズム」なるものがそう簡単に施行できるのかというと疑問ですね。基本的に全会一致の方針のようですから、一言も語らずに去って行った国の対応が今後の焦点となるはずです。

 メルケル独首相にとっては、EURO2012準決勝でイタリアに完敗した後、モンティ伊首相の「短期的な要求を聞いてくれなけば一切サインはしない」との強硬な態度に押し切られた格好で、「ちょっと一人にさせてほしいわ」となるのも致し方ありませんね。(GI 和田仁志)


GI24より抜粋


お昼頃に発表される「よろずのつぶやき」です。


和田さんの!


好きでかかさず読んでおります。


先週の急騰時の売りがヒットしましたが


また危ない所でした。


次回からは急騰時一旦上げどまり


みんなの利確で少し下がったところで


順張りで買いで入るような


大人な順張りストを目指したいと思う今日この頃です!