ずっとやってみたかった金継をはじめた。
やってみたかった。とはいえ、自分で調べてみたりすることはなかったので、1日で仕上がる作業だと思っていたら、大間違い。
食事で使うお皿、コップは体内に入っても害のない天然のモノを使わないとならない。
考えてみれば当たり前だ。
例えば、割れたモノ同士を継ぐ糊はお米をつぶして練ってねってネッテ、、、漆を足してまた練ってねってネッテ、約1時間。
代用出来る糊は他にもある(木の粉、砥の粉、小麦粉など)けれど、今回はお米で。
蒔く金属粉も使う場所で代える。金以外にも銀や真鍮。
継いだと思ったら、きちんとくっつくまで1週間から2週間放置。
欠けじゃなく、乳(ヒビ)には漆を1秒1mmのペースで丁寧に乳の隙間に入れ込むように塗っていく。
同じように漆が乳に入り込み、くっつくまで放置。
はみ出た糊や漆を紙ヤスリや刃物で削り整える。
もちろん、もう少し手軽に繕う方法もあるだろうけど、昔ながらの方法を教われたのは良かった。
久しぶりに精神統一。無心になって器と向き合う。
最後に乳に沿って糊代わりの漆を塗り金を蒔く。
線が揺らぐと揺らいだところにも金粉がつき、うつくしくない。
少しの凸凹も金が露わにしてしまう。
はじめて金を蒔き、筆で漆にのせていく。継いだ器が輝いた時の胸の高鳴り。
金継。ハマりました笑