債務貨幣制度のなれの果てなんだろう。


債務貨幣制度を採用している国なら、どの国もこうなり得る。


(信用収縮の連鎖)のなれの果てだ。


(借金をすること)がダメなのではない。


銀行が、貸出をするときに、無からお金を作って貸し出す事が、いけないのだ。


借金と通貨発行がつながってる事が問題なわけだ。


フィッシャーの(100%マネー)を読むべきだ。


今の中国は猛烈な勢いで、お金=通貨が消えていっている。



自由主義経済だろうと、計画経済、社会主義経済だろうと、通貨が債務によってしか発行されない制度、<債務貨幣制度>を採用すれば、いづれこうなるということだ。

 

<信用収縮の連鎖>が起きるということだ。

 

なんだって、公務員の給料が半分になった?

 

勤めている会社から給料が払ってもらえない?

 

 

そのうち年金も出なくなり、健康保険もでなくなるな、おそらく。

 

 

 

 

 

借金をするのがダメなのではない。

 

むしろそれは社会の発展のためには、重要な、大いに役に立つ制度だ。

 

なにがいけないのか。

 

個人、企業、行政、政府などが、借金をしたときに、貸し手の銀行が、通貨を発行するのが、ダメなのだ。

 

《 銀行は新規の融資をするときに、銀行預金という通貨を

無から作り出す 》

 

 

政府は実質的に、直接的にお金を作り出せない。

 

 

 

だからバブルが生まれ、そして当然そのバブルは壊れ、そして<信用収縮の連鎖>が起き、銀行という経済の心臓が<心不全>を起こしてしまう。

 

この世の中から、通貨、お金が消えていく。

 

 

まさに今の中国は、<信用収縮の連鎖>なのだ。

 

 

<銀行預金>という通貨が、世の中からどんどん消えて行っている。

 

あらあら不思議!!

 

まるでマジックだね。