ネットニュースの記事を読んで驚き
深夜0時にフライデーを買いにいきました。

ものまね界のカラテカ入江さんです

しばしばこのフレーズをテレビで使わせて頂いていました。

入江さんの人脈形成力や、社長さんと上手くビジネス形成するところが本当に凄いと思って目標として使わせて頂いてました。

人脈と友達はまた濃さや意味合いも違うとは思いますが、本当に多くの勉強会などで顔を合わせて感じた凄さはありました。

自分は今芸能事務所を運営していたり、キャスティング会社として大小様々なイベントのキャスティングも行なっています。

だからこそ分かる事もあるなと。
自分が一演者だったころ、
呼ばれた現場でステージに出てみたらヤカラみたいな人が多くてこの現場大丈夫?って仲介業者に聞いた時もあった。結果荒々しい土建屋だったけど。

今事務所やキャスティング会社として仕事をするときは、商店街のお祭りや学園祭、上場企業など分かりやすく違うものを除いては絶対コンプライアンスの契約書にサインしてもらってる。
その中には反社会組織との関わりが無いかの確認もある。
これは自分たちを守る為でもある。

業者としてタレントさんをキャスティングする以上その場に参加する人に問題があった時、それを知らなかったのと、自分も騙されていたのとでは意味が変わってくるからだ。
知らないということを必ずしも世間が許してくれるわけではない。だから確認の一手が必要となる。


ただ、知らなかっただけでセーフではないので、確認したり書面を交わす必要もあったと思う。入江さんも経営者なので、そう言った意味では落ち度も感じられる。

昔こんな事件があったのね

この時のものまねディナーショーしてたのはものまね界では名のある人達だったけど、しっかりコンプラ交わしてたから騙された被害者側として話が成立して一切表に名前が出なかったんじゃないかと思ってる。
真相は知らない、でも、
やはり確認大事だと思う。



会社を通さず仲介したとかいう話は社内の問題なので社会的に何かいう事はないし、周りがどうこう言うことでもない。
何故なら多く存在する芸能事務所のなかでも、それを有りとする会社もあるし、
人によって契約形態が違い会社を通さず仕事を取ることを許されている人も居る。
会社を通さず仕事を仲介するという行動自体が一概に悪いものではないです。
吉本の、今回掲載されている人達が直接の営業がNGだった!ってことと、
それを事務所側に確認してない事が問題なだけです。

直接の営業は会社や人によっては公認!(自己責任)ってのは知って欲しい。


、、と、これはお金を貰った仕事と仮定してのお話ですが、
線引きが難しい現場もある。


例えば普段CMに起用してくれていて年間で莫大な契約金を事務所に支払っている会社があって、
そこの社長の誕生日にお金は出ないけど後輩を連れて顔は出す。帰りにタクシー代をもらった。

こんなケースだとそれを闇営業と捉えるのは難しくないです?
俗に言う普段お世話になっている人だ。
では、これは普段から仕事として関わりのある企業の例だから、別のこんな例はどうだろうか。


普段から10年程飲み仲間でよくご馳走してくれる人。そんな人の誕生日会に招待され参加したらマイクを渡され挨拶をしてくれ、何か盛り上げてくれと頼まれる。
これは完全なプライベートでの交流。
仕事優先の芸能生活の中で、たまたま仕事がなくて空いていた日にお金を貰わず参加した会は闇営業になるだろうか?

これを闇営業とされたら
学生時代の友達の結婚式で歌うことや、被災地や避難所で芸を披露する事さえ闇営業になってしまう。
闇営業になるかどうかはお金が出ているかどうか?なのかな。明確な基準って事務所ごとにも違うし難しいよね。
お金貰ってたなら申告の有無も重要になってくるかもだし。


それで言えば今回の記事を読む限りだと、他の芸人さんは空いていたから呼ばれて顔を出した。
とある。貰ってないって事かな?それならなんて言うの?闇ボランティア?難しい。

もちろん知らない人の会に出るなら反社などの確認は必要だと思うけど、それが知ってる人で信用してたら個人レベルではいちいち確認もしないかもしれない。

タレントさんは自分を守る為にも必ずお金が出る仕事の現場ならコンプライアンス確認はした方がいいし、事務所を通さなければいけない契約なら目先のお金に囚われず事務所の許可を貰って行った方がいいと思う。それが自分の身を守ることにもなるからだ。


でもお金が出てたかどうかは記事では分からないもんな。出てたとしたら闇営業の仲介、斡旋と思うし、
出てなかったとしたらそれは闇営業なのかな。。
斡旋は間違いないけど、営業ってなるのかな。。
ギャラ出てたとして、それが出演者に行き渡ってるのか仲介者で止まってるのかもあると思うし。


今回の件を受けて、今までより一層確認を徹底しなければと思うと同時に、
キャスティングを行うという事はその間タレントさんのタレント生命を預かる事だという意識で仕事に臨みたいと思う。

直接やって良いタレントさん達にはラインやメールの文面でもいいから反社では無いですよね?とかきちんと聞いた方がいいよ!!って伝えたい。