※介護の仕事について書いています。
死に対した事を、書いているので辛い方はこの先は読まないで下さいm(__)m
私はショート&入所のフロアーで働いています。
簡単に言うと、普段は家に住んでいて定期的に泊まりに来る方と、施設に住んでいる方がいると言う状況です。
90代の方が多くて、先週まで施設に通っていたのに、突然亡くなってしまったなんて事も多々あります。
2週間ほど前から、看取り介護に入っていた利用者さんが、昨日の夜中に亡くなりました。
ずっと水のような消化不良便が、続いていて満足に食事も取れず、足先が壊死してきて、体がむくみしんどかったと思います。
手足の硬直も強い方で、オムツ1つ替えるにしても、シャツ1枚着せるにしても大変でした。
昨日は新しいシーツに替えてあげて、着替えと清拭を(体を拭く事)行いました。
『きれいになって気持ちいいね~
また明日ね!』
と、声を掛けてから、帰りました。
でも昨日の夜中に、眠るように亡くなったそうです。
93歳でした。
93歳まで生きるって、どんな感じなんでしょう?
寝たきりの体や、心はどんな風なんでしょうか?
私にはまだ未知な世界です。
看取り介護を終えて感じたのは、生き抜く大変さと、寝たきりになって老いても簡単には死は訪れないと言う事です。
これが人生を生き抜くと言う事なんだと学びました。
初めて介護した時に、当然大きな悲鳴を上げられてびっくりした事を思い出しました。
足が開かず、オムツ替えはいつも苦労しました。
いつも笑ったような可愛い顔が好きでした。
見せてくれる笑顔に、職員みんなが癒やされました(*´ー`*)
今は苦しみや、痛みから解放されて、やっと楽になりましたね。
おじいちゃんには会えましたか?
先に逝かれた、会いたい人たちには会えましたか?
私も辛い日でも、毎日一生懸命生きて、いつか元ちゃんに胸を張って会いたいなぁーと思いました。
○○さん、ありがとう。
私はあなたのお世話が出来てよかったです。
ゆっくり休んで下さいね。